「あれを経験しているぶん、今回の暑さは気にならなかった」
ブラジルでの調整失敗を教訓とした今回のロシア・ワールドカップで、香川は初戦から輝きを放った。大会を通じて暑さも警戒されたが、「あれを経験しているぶん、今回の暑さは気にならなかったし、初戦で感覚が掴めたので、2戦目以降はそこの戦いはいけるなと感じた」と、前回飲まされた苦汁を糧に万全のコンディションで臨んだ香川は、各国のメディアも称賛するパフォーマンスを見せた。
とりわけベルギー戦の走行距離は、両チーム合わせて香川ただひとりが12キロを突破。抜群の走力をベースに、持ち前のテクニック、クイックネス、そしてディフェンスと、攻守両面で高次元のプレーを披露してみせたのだ。「データも常にブンデスでチェックしながら」取り組んできたという4年間の積み重ねが、ロシアでの名誉挽回につながった。
【日本代表PHOTO】ベルギー戦翌日、カザンのキャンプに戻った選手たち
【日本代表PHOTO】日本 2-3 ベルギー|原口、乾のゴールで日本中が歓喜するも後半ロスタイムに完璧なカウンターで逆転され初の8強進出ならず。
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