過去3回で勝ちが無かったPK戦で運が傾く。
【7月1日・スパルタク|決勝トーナメント1回戦 コロンビア 1(3PK4)1 イングランド】
エースのハリー・ケインのゴールで先制したイングランドだったが、後半アディショナルタイムの93分にCKからジェリー・ミナに押し込まれてコロンビアに同点とされると、延長では相手の執拗なチェックに苦しんで勝ち越しゴールを生み出せず。勝負はPK戦へと持ち込まれた。
イングランドはワールドカップのPK戦において、1990年の西ドイツ戦、1998年のアルゼンチン戦、2006年のポルトガル戦と、過去に一度も勝ったことがなかった。そのため延長が終わった瞬間は、チームの誰もが苦虫を嚙み潰したような顔を浮かべた。そして、案の定というべきか、3人目のジョーダン・ヘンダーソンが相手守護神ダビド・オスピナの好セーブにあって失敗してしまう。
ここで、「またか……」と諦めムードも漂ったが、コロンビアの4人目マテウス・ウリベがクロスバーに直撃するミスショット。さらに5人目のカルロス・バッカのシュートを守護神ジョーダン・ピックフォードがストップしたのだ。
そして、イングランドは5人目のエリック・ダイアーが決めて、快哉を叫んだ。まさに歴史が変わった瞬間だった。
エースのハリー・ケインのゴールで先制したイングランドだったが、後半アディショナルタイムの93分にCKからジェリー・ミナに押し込まれてコロンビアに同点とされると、延長では相手の執拗なチェックに苦しんで勝ち越しゴールを生み出せず。勝負はPK戦へと持ち込まれた。
イングランドはワールドカップのPK戦において、1990年の西ドイツ戦、1998年のアルゼンチン戦、2006年のポルトガル戦と、過去に一度も勝ったことがなかった。そのため延長が終わった瞬間は、チームの誰もが苦虫を嚙み潰したような顔を浮かべた。そして、案の定というべきか、3人目のジョーダン・ヘンダーソンが相手守護神ダビド・オスピナの好セーブにあって失敗してしまう。
ここで、「またか……」と諦めムードも漂ったが、コロンビアの4人目マテウス・ウリベがクロスバーに直撃するミスショット。さらに5人目のカルロス・バッカのシュートを守護神ジョーダン・ピックフォードがストップしたのだ。
そして、イングランドは5人目のエリック・ダイアーが決めて、快哉を叫んだ。まさに歴史が変わった瞬間だった。
この歴史的瞬間に歓喜したのは、英国メディアだ。公共放送『BBC』は、「我々の新世代がジンクスを破った!」と感激のマッチレポートを掲載し、「ピックフォードが英雄となって道を切り開いた」と、24歳の若き守護神を褒めちぎった。
さらに英紙『Daily Mail』が、「イングランドが歴史を塗り替えた。我々がベスト8へ乗り込めたのは、ピックフォードとダイアーのおかげだ」と讃えれば、同じく英紙『The SUN』は、「PKになった瞬間に多くのイングランド人が悔しさによる眠れない夜を覚悟したが、サウスゲイト監督の下で逞しくなった戦士たちが我々の心に潜んでいた悪魔を葬り去った」と絶賛した。
国内メディアが感激するほどの激闘を制したイングランドは、この勢いのまま勝ち上がれるのか。3大会ぶりに乗り込むベスト8の対戦相手は、北欧の雄スウェーデンだ。
さらに英紙『Daily Mail』が、「イングランドが歴史を塗り替えた。我々がベスト8へ乗り込めたのは、ピックフォードとダイアーのおかげだ」と讃えれば、同じく英紙『The SUN』は、「PKになった瞬間に多くのイングランド人が悔しさによる眠れない夜を覚悟したが、サウスゲイト監督の下で逞しくなった戦士たちが我々の心に潜んでいた悪魔を葬り去った」と絶賛した。
国内メディアが感激するほどの激闘を制したイングランドは、この勢いのまま勝ち上がれるのか。3大会ぶりに乗り込むベスト8の対戦相手は、北欧の雄スウェーデンだ。