原口本来の魅力を輝かせるゲームに
ベルギーの左サイドとは、すなわち日本の右サイド。つまり、原口元気の持ち場である。日本代表ではハードワークや献身的なプレーが評価されているが、本来は推進力に溢れた突破力こそが武器。ベルギー戦こそ、本来の魅力を輝かせるゲームだろう。
もちろん、原口自身は「普通にやっても勝てない相手。より規律良く、全員で、特別な試合をしたいと思う。個としての力というより、チームとしての力を出す試合。11人じゃなくて23人でそれを出せるようにしないと勝てないと思います」と語るように、単独突破だけにこだわる必要はない。酒井宏樹、香川真司と絡んで執拗に相手の左サイドを攻め続けたい。
もちろん、原口自身は「普通にやっても勝てない相手。より規律良く、全員で、特別な試合をしたいと思う。個としての力というより、チームとしての力を出す試合。11人じゃなくて23人でそれを出せるようにしないと勝てないと思います」と語るように、単独突破だけにこだわる必要はない。酒井宏樹、香川真司と絡んで執拗に相手の左サイドを攻め続けたい。
幸い原口はグループステージ最終戦のポーランド戦で休養を得てコンディションは万全だ。ベルギー攻略のキーマンとして、「日本の赤い悪魔」の血を引くアタッカーを挙げたい。
取材・文●飯尾篤史(サッカーライター)
取材・文●飯尾篤史(サッカーライター)