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西野ジャパンは”マイアミの奇跡”を超えられるか?セネガル戦は歴史を塗り替えるチャンスだ

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2018年06月21日

スタメンはコロンビア戦と同じにする必要はない

セネガル戦では、リズムを変えられる柴崎をジョーカーとして起用してもいいだろう。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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 コロンビア戦後、岡崎慎司は、そう言った。
 
 6分から10対11で数的優位を保ち、ボランチからセンターバックはほぼノープレッシャーでプレーできた。11対11になれば、そこには当然プレッシャーがかけられ、自分たちの思うようにいかない時間が増えてくる。そこで今の代表の力が試されることになるのだが、幸い多くの選手はすでに頭が切り替わっているようだ。勝利に浮かれていないのは、今の代表の選手たちの経験値によるものだろう。
 
 セネガルはポーランド戦を見たが、ボールを持った時の迫力や個の強さは相当の脅威であり、しかもかなり組織化されている。グループ最強ともいえるチームである。
 
 それゆえにスタメンはコロンビア戦と同じにする必要はない。
 
 フィジカル的な強さが求められるので、ボランチのスタメンは山口蛍を起用し、後半に柴崎と交代というコロンビア戦と逆パターンでもいい。トップ下も香川真司ではなく、本田圭佑をスタメンで起用し、後半に香川で勝負をかける手もありだ。乾貴士ではなく、武藤嘉紀を右に、原口元気を左に置く手もある。
 
 日本がコロンビアに勝ったことで、セネガルは相当警戒している。そういうなか、ドローで勝点1なら上々。そういう割り切りをして戦うことが求められるだろう。
 
 腰の引けた消極的な戦いをして試合を失なう後悔だけは避けてほしい。
 
「ブラジルに勝った勇気、勢いをナイジェリア戦につなげることができなかった」
 
 アトランタ五輪でキャプテンだった前園真聖の言葉は、今のチームにも活かされるはずだ。
 
取材・文●佐藤俊(スポーツライター)
 
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