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西野ジャパンを支える苦労人、第2GK東口順昭にしか分からない葛藤と難しさ【ロシアW杯】

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2018年06月18日

「プレミアで毎日、速いシュートを受けているGKでもあんなミスをする」

初戦で3失点……。デ・ヘアのような名手でもワールドカップの緊張感に呑まれたのかもしれない。(C)Getty Images

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「そうですね。航輔がグイグイきているし、永嗣さんもしっかり結果を残しているんで、そういうところでは焦りはあります。正直、試合に出たい気持ちが強い。もう32歳ですし、サブでいることのいろいろ難しさは感じています」
 
 その難しさを感じながら日々、自分の気持ちとどう向き合っているのだろうか。
 
「自分のやることを練習で100%出切ることしかない。それをやらないことには自分に納得がいかない。まぁ結果がどうあれ、毎日しっかり全力でやっています」
 
 張りつめた日々を送る中、東口のリラックス方法は卓球だという。
 
 カザンでは4人1組で2グループに分けてトーナメント大会を開催。東口はひとつも勝てず、「逆にストレスがたまりました」と苦笑した。ちなみに決勝戦は本田圭佑と遠藤航の対決になり、第1回大会は遠藤が優勝したという。
 
 また、リラックスルームではワールドカップの試合をみんなで観戦している。前日の夜はスペイン対ポルトガルの試合を観て、盛り上がったという。
 
 この試合ではスペインのGKダビド・デ・ヘアが注目の的になった。
 
 クリスチアーノ・ロナウドのシュートを後ろに逸らして失点、3失点目もC・ロナウドにFKを決められるなど散々な内容だった。
 
 東口は、マンチェスター・ユナイテッドに所属する名GKのミスに驚いたという。
 
「プレミアで毎日、速いシュートを受けているGKでもあんなミスをするんで……やっぱりワールドカップ独特の雰囲気があると思いますし、コンディションを初戦にぴったり合わせていくのは難しいと改めて思いました。個人的には結果論ですが、あのシュートは足ではじき出すのが無難じゃないかなと思いました。シュートも振りも早いので、手が間に合わなかった。だから、足でと思うけど、そこでの判断は一瞬なんで……」
 
 3点目となったロナウドのFKは、スペインの壁の作り方を見て、リラックスルームの選手たちの間では「大丈夫か」という声が上がっていたという。
 
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