弱冠20歳で"背番号10"を襲名!バルサ出身の"韓国のメッシ"がとにかくスゴイ

カテゴリ:国際大会

ピッチコミュニケーションズ

2018年06月08日

本人は「死ぬ気で臨むのは当たり前のこと」と並々ならぬ決意

ロシアW杯の公式飲料「パワーエイド」の広報大使にも任命されるなど、メディアの関心も高い。(C)Getty Images

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 持ち前の攻撃センスをデビュー戦で示し、チーム内でも信頼を勝ち取っているイ・スンウ。身長170cmと小柄で線が細いことや、A代表での実戦経験が不足していることなど、不安材料を指摘する声もあるが、すでにチームで自身の立ち位置を確立したことは間違いないだろう。
 
「イ・スンウのような勢いのある選手がサプライズを起こす」(『ソウル経済』)
 
 韓国代表はワールドカップ開幕を目前に控えたタイミングで、クォン・チャンフン(ディジョンFC)やイ・グノ(江原FC)など、これまで主力としてプレーしてきた攻撃陣が相次いで負傷し、チームを離脱した。そんな状況もあるだけに、勢いに乗るイ・スンウがロシアで“サプライズ”を起こしてくれると期待する声も数多く挙がっている。
 
 そして、イ・スンウ自身も、そんな期待を寄せられていることを自覚している。そのうえで、ワールドカップには“死ぬ気”で臨むと覚悟を語っている。
 
「死ぬ気で臨むのは当たり前のこと。僕はそれ以上の力を出さなければならない。サポーターの期待は感じている。その声援に、プレーで応えたい」
 
 日本でもにわかに注目を集めるイ・スンウは、ロシアでその名を世界に知らしめることができるか。国中の期待を背負って、“韓国のメッシ”が初のワールドカップに挑む。
 
取材・文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
 
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