英紙が選出! ワールドカップ史上「もっとも物議を醸した出来事」トップ10

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月05日

“怪物”の名前は当初、決勝のメンバーリストになかった。

1998年大会決勝、当初発表されたメンバーリストにエース、ロナウド(背番号9)の名前はなかった。最終的にスタメン出場を果たしたものの終始精彩を欠き…。(C)Getty Images

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◆6位 決勝前夜のロナウドのトラブル(1998年フランス大会)

準決勝までに4ゴールを挙げ、王国ブラジルのエースとしてファイナルでの活躍も期待されていた“怪物”ロナウド。だが試合当日、最初に明かされた出場メンバーの中に彼の名前はなかった。結果的にはスタメン出場をしたが精彩を欠き、ブラジルは開催国のフランスに0-3で完敗した。のちにロナウドは痙攣を起こしていたことが明らかになっている。


◆5位 マラドーナのドーピング違反(1994年アメリカ大会)

ナポリ時代の薬物使用によるブランクを経てアルゼンチン代表に復帰したディエゴ・マラドーナは、初戦のギリシャ戦で豪快なシュートを決めた。だが、2試合を消化したのちのドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が検出されたことが明らかになり、大会から追放された。15か月の出場停止処分を科されている。


◆4位 マラドーナの「神の手」(1986年メキシコ大会)

言わずと知れた伝説のゴール。イングランドとの準々決勝で、ピーター・シルトンと競り合いながらマラドーナが手で押し込んだそれは、サッカーの歴史においてもっとも物議を醸したゴールのひとつとなった。みずから「神の手に助けられた」と話したマラドーナは、同じ試合で「世紀のゴール」と言われる伝説の5人抜きも見せている。
 
◆3位 ジェフ・ハーストの“ゴール”(1966年イングランド大会)

イングランド対西ドイツの決勝、2-2のタイスコアで迎えた延長前半11分に、イングランドFWジェフ・ハーストのシュートがクロスバーを叩いた。真下に落ちたボールがゴールラインを割っていたかどうか、主審は副審に確認を求めたうえで、得点を認めた。ゴールラインテクノロジーが採用されている現代であれば、どのように判定されていただろうか……。このゴールがこの日2点目となったハーストは、延長後半にも1点を加えてハットトリックを達成。イングランドはこれまでで唯一の優勝を遂げている。


◆2位 ジネディーヌ・ジダンの頭突き(2006年ドイツ大会)

イタリアとの決勝戦でPKを決め、先制点を挙げていたジダンは、1-1のタイスコアで迎えた延長戦で、挑発してきたマルコ・マテラッツィの胸のあたりに頭突きを見舞い、一発退場に。大会MVPに選ばれたジダンだが、現役最後の試合を不名誉な形で終え、フランスもPK戦の末にイタリアに敗れた。


◆1位 アンドレス・エスコバルのオウンゴール(1994年アメリカ大会)

前評判が高かったコロンビアは、ルーマニアとの初戦を1-3で落として迎えたホスト国アメリカとの第2戦で連敗し、グループリーグ敗退という結果に終わった。アメリカ戦でオウンゴールをしてしまったアンドレス・エスコバルは、帰国後に外出先で射殺されている。『Daily Mail』紙はこの事件を「W杯史最大の悲劇」と称した。
 
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