オーナーが不満のピュエルは今季まで!? レスターの新指揮官候補はクロップ譲りの熱血漢

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月09日

“師匠”クロップ譲りの振る舞い。

クロップの下で、指導者の何たるかを学んだワグナー。その風貌もどことなく似ている。 (C) Getty Images

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 ドイツとアメリカのハーフであるワグナーは、現在46歳。その指導者キャリアの原点はドイツにある。

 現役時代にはシャルケなどで活躍したワグナーは、2005年の現役引退後、当時マインツの指揮官を務めていたユルゲン・クロップ(現リバプール監督)の下へ弟子入り。コーチとして研鑽を積み、2007-08シーズンからはホッフェンハイムの下部組織で監督を歴任した。

 そして2011年から15年にかけては、クロップの誘いを受ける形で、ドルトムントⅡの監督を務め、現在レノファ山口に所属する日本人MF丸岡満も指導していた。

 2015年に当時チャンピオンシップ(英2部)だったハダースフィールドの監督に就任。すると、2017年には45年ぶりとなるプレミアリーグ昇格に導き、その手腕は高く評価された。
 

 その振る舞いは“師匠”であるクロップ譲りで、試合中にはピッチで熱血漢としての一面を覗かせ、トレーニング場ではまるで父親のように選手と接する。時に無人島でのサバイバル合宿を行なうなど、ユニークなメニューを取り入れることもある。

 そんなモチベーターとしての能力を多分に持ち合わせているワグナーは、戦術面でもクロップの指針であるゲーゲンプレスを基盤とした戦いを用いる。チームに求めるのはハードワークであり、それこそ3シーズン前に岡崎やジェイミー・ヴァーディーらが躍動し、プレミア制覇を成し遂げたレスターと共通する部分だ。

 スリバッダナプラバ・オーナーは、結果と同時に、イングランド・サッカー史に残る奇跡を演じた、アグレッシブさでスタンドを沸かせた選手たちの躍動を再び見たいのだろう。

 では、ピュエルのサッカーではどうだろうか。

 フランス人指揮官は、ポゼッションを志しながらも、それを落とし込みきれず、チームは守勢に回りがちで、選手たちには戸惑いすら見受けられる。野戦病院と化し、困窮している台所事情はあるにせよ、その戦いぶりはラニエリがクビを切られた時のチームのようである。

 いずれにせよ、ピュエルの続投か否かは、アーセナルとトッテナムと相対するプレミアリーグの残り2試合に懸かっている。
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