今シーズン開幕戦で一度はやってみたものの、ある違和感を抱く
キッカケは2月23日のJ1開幕戦 アウェーでのサガン鳥栖戦にあった。この試合で神戸加入後、初スタメンした那須は「元気玉」を行ない、試合に臨んだものの、開始2分、ペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを与えてしまった。
試合は1-1で終わったが、無失点を至上命題とする那須にとって、ほろ苦い神戸デビューとなった。
「開幕戦でやったんです。ルーティンみたくやっていましたが……」と話した那須はある違和感を抱いたという。
「浦和に来て2年目からやり始めたと思いますが、(元気玉は)チームスタッフの思い、サポーターの思いを感じ、やっていました。ただ神戸のスタッフもサポーターのこともあまりよく知りません。気持ちが入っていないままで、あれ(元気玉)をやっても自分では納得がいかず、なにかポーズだけになってしまうと感じました。それに僕は神戸で何も勝ち得ていないし、神戸で何もスタートしていませんから」
スタッフ、サポーターの思いを力に変え、身を粉にして戦う。その覚悟を具現化させた“元気玉”。だが、今の自分は神戸で何もなしていないと「封印」したのは真摯な那須らしい。
試合は1-1で終わったが、無失点を至上命題とする那須にとって、ほろ苦い神戸デビューとなった。
「開幕戦でやったんです。ルーティンみたくやっていましたが……」と話した那須はある違和感を抱いたという。
「浦和に来て2年目からやり始めたと思いますが、(元気玉は)チームスタッフの思い、サポーターの思いを感じ、やっていました。ただ神戸のスタッフもサポーターのこともあまりよく知りません。気持ちが入っていないままで、あれ(元気玉)をやっても自分では納得がいかず、なにかポーズだけになってしまうと感じました。それに僕は神戸で何も勝ち得ていないし、神戸で何もスタートしていませんから」
スタッフ、サポーターの思いを力に変え、身を粉にして戦う。その覚悟を具現化させた“元気玉”。だが、今の自分は神戸で何もなしていないと「封印」したのは真摯な那須らしい。
一方で那須は「イチから学んでいる真っ最中。それでから、またやるかもしれません」と再開に含みをもたせた。
“それでから”という言葉の裏にはレギュラーを勝ち取り、勝利に貢献し、本当の意味で神戸の一員になった時という意味が隠されている。
「神戸愛」溢れる“元気玉”が作られるその瞬間をサポーターは待っている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
“それでから”という言葉の裏にはレギュラーを勝ち取り、勝利に貢献し、本当の意味で神戸の一員になった時という意味が隠されている。
「神戸愛」溢れる“元気玉”が作られるその瞬間をサポーターは待っている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)