レジェンドの軌跡 THE LEGEND STORY――第35回・エトー(コンヤスポル所属/元カメルーン代表)

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サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月05日

カメルーン代表史上最年少でW杯出場

カメルーン代表として12回の大会に出場し、3つ(ネーションズ・カップ2回、五輪1回)のタイトルを獲得。02年、あの大分県・中津江村にやって来たメンバーのひとりだ。 (C) Getty Images

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 エトーの新たな所属先となったインテルは、当時、国内では無敵の存在(リーグ4連覇中)であり、ジョゼ・モウリーニョに率いられたチームの09-10シーズンの目標は、実に45年ぶりとなる欧州制覇だった。
 
 そんななかでリーグでは12ゴール、CLでは2ゴールを挙げたエトー。決して数字は高くなかったが、指揮官の要求に応じて様々なポジションで、様々な役割をこなしながらインテルの快進撃を支え、セリエA(5連覇)、コッパ・イタリア、そしてCLの3冠達成に貢献した。
 
 2年連続、しかも異なるチームでの3冠という、稀有な偉業を果たしたエトーは、年末にはUAEで行なわれたクラブワールドカップもモノにし、マドリー時代の98年以来となる世界一を経験。決勝のマゼンベ戦(3-0)では、2点目を決めている。
 
 こうして、クラブで全てのタイトルを獲り尽くしたエトーだが、母国カメルーンの代表チームにおいても、輝かしいキャリアを築いてきた。
 
 16歳の誕生日の前日にコスタリカ戦でカメルーンA代表デビューを飾ると、98年のフランス・ワールドカップに同国の史上最年少記録となる17歳3か月で出場。グループステージのイタリア戦で後半途中からピッチに立った。
 
 2000年はA代表としてアフリカネーションズ・カップ優勝の他、U-23代表としてシドニーで開催された夏季オリンピックに出場して金メダルを獲得。エトーはスペインとの決勝で2-2に追い付く同点ゴールを決め、PK戦では2番手キッカーとして成功している。
 
 02年は冬にネーションズ・カップ連覇を果たし、夏はW杯に連続出場。この日韓大会ではレギュラーとしてパトリック・エムボマと2トップを組んだ。そして埼玉スタジアムで行なわれたグループステージ2戦目のサウジアラビア戦でW杯初ゴールを決めて、チームに勝利をもたらした。
 
 06年ドイツ大会は予選敗退となったが、勝てば出場が決まる首都ヤウンデでの最終エジプト戦、終了間際のPKをピエール・ウォメが外したことに対するエトーの発言の真偽をめぐり、大きな騒動が起こった。
 
 南アフリカ開催の10年大会では、グループステージ初戦で日本と対戦して0-1の敗戦。その後、エトーはデンマーク戦、オランダ戦で1ゴールを決めたが、チームはいずれも敗北し、最下位で敗退となった。
 
 そして彼にとって最後の大舞台となった14年ブラジル大会は、メキシコとの初戦でスタメンに名を連ねたが、以降のグループステージ2試合ではベンチを温めて大会を終えた。
 
 大会後に代表引退を表明。キャップ数118はリゴベル・ソング(137)に次ぐ歴代2位タイ、得点数56は2位のロジェ・ミラに13点差をつけての最多である。
 
 さてクラブレベルに話を戻すと、エトーはインテルでの2年目となった10-11シーズンに公式戦での総得点37という自己最多記録を作ったが、翌シーズンの開幕直後、突然、ロシア・ダゲスタン共和国のクラブ、アンジ・マハチカラに移籍して世界を驚かせた。
 
 富豪が所有し、ブラジルのロベルト・カルロス、ウィリアン、ジエゴ・タルデッリらも所属したことがあるこのクラブで2シーズンを過ごし、公式戦73試合36得点という成績を残したが、13年にアンジが経営規模を縮小することとなり、彼も東欧を後にした。
 
 複数のクラブによる争奪戦の末にエトーはイングランドに渡り、モウリーニョ率いるチェルシーで1シーズンを過ごし、翌シーズンにエバートンへ移籍。しかし、ここでのプレーは5か月余りの短いものとなり、15年1月からはイタリアのサンプドリアでプレーした。
 
 14-15シーズンは2クラブでの成績を合わせても公式戦6得点という結果に終わったエトーだが、15年夏に加入したトルコのアンタルヤスポルでは1年目で20ゴール、翌シーズンも18ゴールを挙げて、健在ぶりをアピールした。
 
 今シーズンは15試合出場6得点と低調で、今年1月にアンタルヤスポルとの契約を解除し、同じトルコのコンヤスポルに加入している。
 
 身長180センチと、現在のサッカー界では決して大きいと言えない体躯ながら、優れたテクニックとスピード、さらに強さと高さも兼ね備え、あらゆる状況でゴールを奪った他、監督の要求に応じてウイングもMFもこなし、チャンスメイク、さらには守備でも非凡さを見せた早熟の天才も、今年で37歳となった。
 
 舌禍事件で騒ぎを起こす一方で、自費でサポーターたちの移動費を負担したり、代表チームではチームメイトに高級時計をプレゼントしたりと、常に周囲への気遣いを忘れない人間性の持ち主であるエトーは、最後にもうひと花咲かせることができるだろうか。

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