【セルジオ越後】再招集の森重を「励ます」って、まるでクラブチームのようだよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年03月15日

今はどん底と言ってもいいくらい、周囲の関心は低い。

ポルトガルで奮闘を続ける中島が初選出。「ちょっと様子を見たい」ようだけど、テストするなら先発で使ってほしいね。(C)SOCCER DIGEST

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 ポルトガルでそれなりに結果を出している中島はどうか。ハリルは「この合宿を通してどんな伸びを見せるのか」と話していたけど、テストするなら先発で使ってほしいね。
 
 中島は左ウイングで考えられているようで、このポジションでは乾が落選して、宇佐美が復帰した。激戦区のように思われるけど、常連の原口を除けば、熾烈な争いというより、人選のチョイスが消極的というか、どこか決め手に欠けているようにも見える。
 
 もっとも、宇佐美のようにちゃんと試合に出ている選手が選ばれるのは悪くない傾向だ。その意味では、クラブで思うように出場機会を得られていない井手口や浅野は正念場を迎えているかもしれないね。
 
 とにかく、今回の欧州遠征はハリルジャパンのイメージを回復するチャンスとも言える。今はどん底と言ってもいいくらい、周囲の関心は低いよね。
 
 何度も言っているけど、連勝は最低限のノルマ。ワールドカップに出ないマリ、ウクライナに負ければ、大変なことになる。ハリルも冷静ではいられなくなるだろうね。
 
 日本の課題は、どうやって点を取るか。CFのレギュラー候補の大迫は今季、ブンデスリーガでここまで3ゴールのみ。得点ランクのトップを走るのは、23ゴールのレバンドフスキ。ポーランド代表のエースだ。
 
 ロシアでの本大会はそういう選手がいる国と戦うわけだ。日本は今一度、足もとを見つめ直して、少しでも今後の展望を明るくするような結果を出してほしいね。
 
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