もはやアーセナルのCL出場は風前の灯火…。

3月1日のマンチェスター・C戦を落とし、トップ4入りの可能性が消滅したと言っても過言ではないアーセナル。ヴェンゲル監督も頭を抱えるしかない状況だが、光明は差すのか? (C) Getty Images
それから、アーセナルについても触れておかなくてはならないだろう。
現在6位と低調なアーセナルは、4位に10ポイント差を付けられ、来シーズンのCL出場はもはや風前の灯火。さらに2月25日に行なわれたリーグカップ決勝ではマンチェスター・Cに0-3と完敗を喫し、ファンの怒りを増幅させた。
しかし、変革期を迎えているアーセン・ヴェンゲルのチームにとっては、16強でミランと対決することが決まったヨーロッパリーグに集中できると考えれば、国内タイトルの可能性がなくなった現状も、ともすればポジティブに捉えられる。ここでフランス人指揮官が手綱引きさえ誤らなければ、期待感を持って来シーズンを迎えられる可能性はある。
とにかく、現段階で私がシーズン終了後の順位を言い当てられるのは、首位のマンチェスター・Cと最下位のWBAだけだ。それ以外の最終順位を予想するのは実に難しい。
ただ、プレミアリーグの残り11試合が、観る者を飽きさせないほどに活況を呈することだけは間違いないと、私は断言しよう。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
【著者プロフィール】
STEVE MACKENZIE/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。
現在6位と低調なアーセナルは、4位に10ポイント差を付けられ、来シーズンのCL出場はもはや風前の灯火。さらに2月25日に行なわれたリーグカップ決勝ではマンチェスター・Cに0-3と完敗を喫し、ファンの怒りを増幅させた。
しかし、変革期を迎えているアーセン・ヴェンゲルのチームにとっては、16強でミランと対決することが決まったヨーロッパリーグに集中できると考えれば、国内タイトルの可能性がなくなった現状も、ともすればポジティブに捉えられる。ここでフランス人指揮官が手綱引きさえ誤らなければ、期待感を持って来シーズンを迎えられる可能性はある。
とにかく、現段階で私がシーズン終了後の順位を言い当てられるのは、首位のマンチェスター・Cと最下位のWBAだけだ。それ以外の最終順位を予想するのは実に難しい。
ただ、プレミアリーグの残り11試合が、観る者を飽きさせないほどに活況を呈することだけは間違いないと、私は断言しよう。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
【著者プロフィール】
STEVE MACKENZIE/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。