モウリーニョの粋な計らいでA代表デビューも目前!?
最近、こんなエピソードがあった。
マクトミネイはイングランドのランカシャー生まれだが、祖父母がスコットランド出身で、選手本人も十代の頃から「将来はスコットランド代表でプレーしたい」と話していたという。とはいえ実際のところは、ユース代表やA代表の練習に参加したことはあるものの、これまでどのカテゴリーにおいても試合出場は果たしていない。
当然、FA(イングランド・サッカー協会)もこの逸材の動向を注視してきた。水面下で綱引きが展開されるなか、昨年11月、マクトミネイはスコットランド代表の強化担当者であるマルキー・マッケイに、「(マンUの)トップチームでの取り組みに集中させてほしい」と願い出た。周囲の雑音を気にしての行動だったのかもしれない。
マクトミネイはイングランドのランカシャー生まれだが、祖父母がスコットランド出身で、選手本人も十代の頃から「将来はスコットランド代表でプレーしたい」と話していたという。とはいえ実際のところは、ユース代表やA代表の練習に参加したことはあるものの、これまでどのカテゴリーにおいても試合出場は果たしていない。
当然、FA(イングランド・サッカー協会)もこの逸材の動向を注視してきた。水面下で綱引きが展開されるなか、昨年11月、マクトミネイはスコットランド代表の強化担当者であるマルキー・マッケイに、「(マンUの)トップチームでの取り組みに集中させてほしい」と願い出た。周囲の雑音を気にしての行動だったのかもしれない。
これはあまりよろしくない、そう考えたある人物が動いた。モウリーニョ監督である。マンUのクラブハウスにスコットランド代表のアラン・マクリーシュ監督を招き、「ぜひともスコットを代表に選んでほしい」と薦め、両人を引き合わせたのだ。ともすれば板挟みに遭っていたマクトミネイは、さぞかし喜んだことだろう。英高級紙『The Guardian』は「モウリーニョの粋な計らいで、マクトミネイの未来が開けた。次の代表戦(3月下旬)で招集されるのは間違いないだろう」と報じている。
瞬く間にマンUでの地位を向上させ、思い焦がれてきた代表チームでのキャリアもスタート間近。指揮官が指摘した通り、まだまだ十二分の伸びしろを有している“末恐ろしい大器”、スコット・マクトミネイ。ビッグネームたちが闊歩するマンUのピッチで、21歳のMFはどう振る舞っていくのか。シーズン後半戦も注目の的だ。
瞬く間にマンUでの地位を向上させ、思い焦がれてきた代表チームでのキャリアもスタート間近。指揮官が指摘した通り、まだまだ十二分の伸びしろを有している“末恐ろしい大器”、スコット・マクトミネイ。ビッグネームたちが闊歩するマンUのピッチで、21歳のMFはどう振る舞っていくのか。シーズン後半戦も注目の的だ。