「昨年、準優勝で終わった悔しさは選手権でしか晴らせない」
幸先の良いスタートを切ったことで、大会の応援リーダーを務めるFW大迫勇也が2008年度の大会で記録した最多得点記録(10得点)の更新にも期待がかかる。本人も「10得点を奪うのは簡単なことではないと思うけど、自分もそこを目指してやってきた」と意気込みを口にする一方で、きっちりと目の前の相手も見据えている。
「(3回戦で当たる)富山一はプレミアに行けたけど、僕たちは行けなかったので、絶対に負けたくない。点を獲るのも大事だけど、チームのために走ったり、勝利のためにできるプレーをしていきたい」
大会にかける想いの強さも、彼の勢いを加速させる。今年の目標をプレミアリーグの参入と選手権での日本一に定めながらも、昨年12月に行なわれたプレミアリーグ参入戦の2回戦でジュビロ磐田U-18に敗れ、目標は果たせなかった。
「負けて悔しかったけど、行けなかったなら、選手権で日本一を獲るしかないという思いが強くなった」
自身もビッグチャンスを活かせなかった反省を活かし、初戦に向けての準備を進めてきたという。
タイトルへの想いが強いからこそ、大量得点にも気の緩みは見られず、「自分にとって最後の年。昨年、準優勝で終わった悔しさは選手権でしか晴らせない。今年こそはという想いは強い。今日で満足したら終わりなので、どん欲にゴールや勝ちを狙っていかないといけない」と口にする。衝撃の4得点は、“飯島陸の大会”となる予兆なのか。次戦以降も、飯島のプレーから目が離せない。
取材・文●森田将義(サッカーライター)
「(3回戦で当たる)富山一はプレミアに行けたけど、僕たちは行けなかったので、絶対に負けたくない。点を獲るのも大事だけど、チームのために走ったり、勝利のためにできるプレーをしていきたい」
大会にかける想いの強さも、彼の勢いを加速させる。今年の目標をプレミアリーグの参入と選手権での日本一に定めながらも、昨年12月に行なわれたプレミアリーグ参入戦の2回戦でジュビロ磐田U-18に敗れ、目標は果たせなかった。
「負けて悔しかったけど、行けなかったなら、選手権で日本一を獲るしかないという思いが強くなった」
自身もビッグチャンスを活かせなかった反省を活かし、初戦に向けての準備を進めてきたという。
タイトルへの想いが強いからこそ、大量得点にも気の緩みは見られず、「自分にとって最後の年。昨年、準優勝で終わった悔しさは選手権でしか晴らせない。今年こそはという想いは強い。今日で満足したら終わりなので、どん欲にゴールや勝ちを狙っていかないといけない」と口にする。衝撃の4得点は、“飯島陸の大会”となる予兆なのか。次戦以降も、飯島のプレーから目が離せない。
取材・文●森田将義(サッカーライター)