【U-21代表】東京五輪世代を率いる森保一監督。選手選考で重要視したふたつのポイント

カテゴリ:日本代表

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2017年12月26日

久保が選外となった一方で、天皇杯決勝進出クラブから選出された選手も。

注目の16歳・久保は疲労を考慮されて選外に。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 一方で例外もある。U-20ワールドカップにも出場した遠藤渓太(横浜)だ。元旦に行なわれる天皇杯決勝に所属クラブが勝ち残り、休暇を取ることなく大会に挑む。これに関して森保監督は「協会の方や西野さんとクラブの方でコンタクトを取って、招集させてもらえるということになった」と説明。「遠藤は天皇杯決勝にチームが勝ち残り、休む機会もないと思いますが、招集のタイミングも含めて、本人の意思とクラブの許可が下りた」ことで招集メンバーに加える決断を下した。
 
 選手のコンディションと、東京五輪を見据えたラージグループの形成。ふたつの観点から今回のメンバーは構成された。しかし、大会に出る以上は負けていいわけではない。

「2回目の活動ということでタイの活動から大幅に選手を変えて参加しますが、この年代の選手を幅広く見ながら大会で成果を上げられればと思っている」(森保監督)

 東京五輪に向け、本格的に動き出す森保ジャパンは選手を見極めつつ、結果を残すことができるのか。まずは1月10日に行なわれる初戦のパレスチナ戦に向け、準備を進めていく。
 
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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