東京五輪世代の英傑はプロでの活躍を誓う
11月1日、FC東京はU-18に所属する平川怜(2年)と久保建英(1年)が同日からトップチームに加入すると発表し、小平グラウンドで会見を行なった。
平川は洗練された技術と球際の強さを持ち合わせた守備的MFで、久保は変幻自在のドリブルから好機を生み出すアタッカー。ふたりは既に2種登録をされており、昨季のうちにU-23チームでJ3デビューを果たした。
迎えた今季は、ユースでの活動よりもJリーグを優先。J3で平川は14試合・0得点、久保は20試合・1得点という結果を残し、さらに久保はルヴァンカップでトップデビューを果たしており、グループステージ2試合に出場している。
また、先日閉幕したU-17ワールドカップでは、ともに日本代表の主軸を担い、チームの16強入りに大きく貢献した。今後は2020年の東京五輪での活躍が期待されており、さらなる成長が待たれる逸材だ。
平川と久保をこのタイミングで昇格させることに関し、強化のトップに立つ立石敬之GMは経緯を説明。
「まず(U-17ワールドカップから)帰って来て、それぞれと話をしました。本人たちからも話がありましたが、良い意味で高いレベルに身を置かないと上に行けないという危機感が強く、良い意味で僕らも受け止めました。なので、まずはこのタイミングで契約することになりました」
FC東京だけではなく、日本の将来を担う逸材として期待が高まる久保と平川。会見ではプロへの意気込みを下記のようにコメントした。
「こんにちはFC東京40番の平川怜です。このタイミングでプロ契約をして頂いて、今まで育てて頂いた方に感謝をしています。これから厳しい世界に入っていきますが、自分の力を信じ、努力を忘れずに、ここで結果を残して、次のステップにつなげていけるようにしていきたいと思います」(平川)
「FC東京41番の久保建英です。自分の幼い頃からの夢であったプロという道を歩めることを嬉しく思います。大切なのはスタートではなく、ゴールが大事だと思います。自分自身の力で道を切り開いていきたいと思います」(久保)
それぞれ、希望に満ちた表情を見せ、プロ入りへの決意を示した。
将来を嘱望されるふたりの英傑。今はまだ大きな背番号を背負う彼らが、どのような進化を遂げていくのか――。今後の成長が楽しみだ。
取材・文 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)
平川は洗練された技術と球際の強さを持ち合わせた守備的MFで、久保は変幻自在のドリブルから好機を生み出すアタッカー。ふたりは既に2種登録をされており、昨季のうちにU-23チームでJ3デビューを果たした。
迎えた今季は、ユースでの活動よりもJリーグを優先。J3で平川は14試合・0得点、久保は20試合・1得点という結果を残し、さらに久保はルヴァンカップでトップデビューを果たしており、グループステージ2試合に出場している。
また、先日閉幕したU-17ワールドカップでは、ともに日本代表の主軸を担い、チームの16強入りに大きく貢献した。今後は2020年の東京五輪での活躍が期待されており、さらなる成長が待たれる逸材だ。
平川と久保をこのタイミングで昇格させることに関し、強化のトップに立つ立石敬之GMは経緯を説明。
「まず(U-17ワールドカップから)帰って来て、それぞれと話をしました。本人たちからも話がありましたが、良い意味で高いレベルに身を置かないと上に行けないという危機感が強く、良い意味で僕らも受け止めました。なので、まずはこのタイミングで契約することになりました」
FC東京だけではなく、日本の将来を担う逸材として期待が高まる久保と平川。会見ではプロへの意気込みを下記のようにコメントした。
「こんにちはFC東京40番の平川怜です。このタイミングでプロ契約をして頂いて、今まで育てて頂いた方に感謝をしています。これから厳しい世界に入っていきますが、自分の力を信じ、努力を忘れずに、ここで結果を残して、次のステップにつなげていけるようにしていきたいと思います」(平川)
「FC東京41番の久保建英です。自分の幼い頃からの夢であったプロという道を歩めることを嬉しく思います。大切なのはスタートではなく、ゴールが大事だと思います。自分自身の力で道を切り開いていきたいと思います」(久保)
それぞれ、希望に満ちた表情を見せ、プロ入りへの決意を示した。
将来を嘱望されるふたりの英傑。今はまだ大きな背番号を背負う彼らが、どのような進化を遂げていくのか――。今後の成長が楽しみだ。
取材・文 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)