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【なでしこジャパン】2年連続得点王は伊達じゃない!好調を維持する田中美南は"優勝決定戦"でも輝けるのか

カテゴリ:日本代表

馬見新拓郎

2017年12月12日

田中のシンプルな目標は、"優勝決定戦"でも達成されるか。

 今季は18試合で15得点であるため、「1試合1得点」の目標は達成されなかったが、節目の重要な試合でしっかり結果を残してきた。リーグ開幕戦のちふれASエルフェン埼玉戦、リーグ中断前のアルビレックス新潟レディース戦、リーグ中断明けの浦和レッズレディース戦、そして優勝決定試合のI神戸戦。そのいずれの試合で得点という結果を残し、エースとしての仕事をまっとうした。
 
 ちなみに、筆者が日テレの練習場で田中のシュート練習を見る限り、シュート成功率はまだまだ上げる余地があるようだが、これは彼女の伸びしろとしておこうと思う。
 
 結果を残し続ける田中を、高倉麻子監督も高く評価をしている。
 
「彼女が得意なポストプレーや、シュートに持って行く形を試合で発揮しながら、少しずつ自信を深めていっている。それと同時にストライカーとして点を取るんだという強い気持ちも感じる。今日の中国戦でも点を取って、ストライカーの仕事をやってくれた」
 
 しかし、中国戦後の田中の口から出てきたのは、反省の弁がほとんどだった。
 
「守備がうまくはまらなかったし、マイボールを簡単に失ってしまい、相手のカウンターを受けてピンチも招いていた。そういうミスを、チームとしても個人としても減らしていかないといけない。落ち着きどころを作れなかったのは反省」
 
 なでしこジャパンが中国戦で得点を決めたのは、20分の田中の一発のみで、時折チャンスは作ったが、試合を主導する理想的な90分とまではいかなかった。
 
 第3戦の北朝鮮女子代表戦は、なでしこジャパンが優勝を狙ううえで、勝つしかない優勝決定戦となった。引き分けでは優勝を逃すということは、最低でも1得点は必要になる。
 
「1試合1得点」
 
 田中のシンプルな目標は、プレッシャーのかかる次の一戦でも達成されるか。
 
取材・文●馬見新拓郎(フリーライター)
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