ブンデスリーガ組は、９人中６人が欠場とやや寂しい結果となった。
 
　そんななか、存在感を見せたのがドルトムントの香川真司だ。ここまで公式戦８試合勝ちなしと泥沼に陥っているチームを救うべく、２列目で度々チャンスを演出。１点ビハインドで迎えた57分には、マルセル・シュメルツァーのクロスを頭で中央に折り返し、ピエール＝エメリク・オーバメヤンの同点ゴールをお膳立てした。
 
　その８分後に再び勝ち越され、１-２で敗れはしたものの、採点は7.25点をマーク。DFマルク・バルトラの7.30点に次ぐ、チーム２番目の高評価を得ている。

　対照的に、ユベントスとのイタリア・ダービーに臨んだインテルの長友佑都は、４試合連続で出番なし。一時は不動のレギュラーに座を掴んでいたが、ここにきて窮地に立たされている。
 
採点は下記の通り。※［　］内は今シーズンの平均採点
 
プレミアリーグ
吉田麻也（サウサンプトン）6.81［6.90］
岡崎慎司（レスター）6.06［6.52］
 
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士（エイバル）6.23［6.55］
柴崎岳（ヘタフェ）5.91［6.50］
 
セリエA
長友佑都（インテル）出場なし［6.67］
 
ブンデスリーガ
香川真司（ドルトムント）7.25［6.50］
伊藤達哉（ハンブルク）6.43[6.27]
浅野拓磨（シュツットガルト）5.91［6.33］
武藤嘉紀（マインツ）出場なし［6.87］
酒井高徳（ハンブルク）出場なし［6.78］
長谷部誠（フランクフルト）出場なし［6.77］
原口元気（ヘルタ・ベルリン）出場なし［6.32］
大迫勇也（ケルン）出場なし［6.26］
鎌田大地（フランクフルト）出場なし［6.19］
 
リーグ・アン
酒井宏樹（マルセイユ）出場なし［6.86］
川島永嗣（メス）6.46［6.55］
 
エールディビジ
堂安律（フローニンヘン）6.02［6.70］
小林祐希（ヘーレンフェーン）7.68［6.81］
 
リーガNOS
中島翔哉(ポルティモネンセ)6.53［7.40］
 
※ベルギーやオーストリアのリーグは、採点を発表していないため掲載なし