「カップ戦はその時の瞬発力で取れるので、可能性はゼロではない。でも、リーグ戦は通年の戦い。毎試合メンバーが変わる中でどこまでやれるかは不安だったけど、出た選手が躍動感を持って戦ってくれた」（佐藤監督）
限られたメンバーでリーグ戦のタイトルを掴んだことを素直に喜んだ指揮官。試合終了直後に涙を流したのも、選手たちが期待に応え、その苦労が報われたからだろう。ただ、これで終わりではない。１週間後にはチャンピオンシップが待っている。日本一を掛けた大一番を制し、もう１度歓喜の涙を流せるか。チーム全員の力で掴んだタイトル。その誇りを持って、FC東京U-18は最後の戦いに挑む。
取材・文●松尾祐希（サッカーダイジェストWEB編集部）
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