【浦和】クラブW杯に向けた課題は攻撃面。パサーの柏木と矢島が提示した処方箋は…

カテゴリ:Jリーグ

轡田哲朗

2017年12月03日

単調にドリブルを仕掛けての強引なクロスでは、なかなか相手は崩せない。

【警告】浦和=矢島(61分)、宇賀神(61分) 横浜=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中町公祐(横浜)

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「どちらかのサイドの高いところまで行った時に、強引にクロスで終わらずに横に何度もボールを動かして、そこでサイドバックの裏を取るのが良いと思う。自分たちのサイドハーフが相手のサイドバックを引きつけて、その裏に自分たちのサイドバックがオーバーラップして折り返すようなプレーです。そこを相手がケアし始めると中央が空きますよね。そういう揺さぶりが工夫になると思う」
 
 堀監督によって4-1-4-1システムが導入され、サイドアタッカーはより“勝負”の意識が強まった。しかし、単調にドリブルを仕掛けての強引なクロスでは、なかなか相手は崩せない。そこでひとつ我慢して勝負どころを見極めるプレーが、現状の課題克服に必要だと中盤のパサーたちは認識している。
 
 来週にはUAEでのクラブワールドカップで初戦を迎えるが、個に頼るだけでない攻撃の多彩さと“一工夫”を取り戻せるのか。それが、世界の舞台で浦和が躍進できるかのカギになる。
 
取材・文●轡田哲朗(フリーライター)
 
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