単調にドリブルを仕掛けての強引なクロスでは、なかなか相手は崩せない。
「どちらかのサイドの高いところまで行った時に、強引にクロスで終わらずに横に何度もボールを動かして、そこでサイドバックの裏を取るのが良いと思う。自分たちのサイドハーフが相手のサイドバックを引きつけて、その裏に自分たちのサイドバックがオーバーラップして折り返すようなプレーです。そこを相手がケアし始めると中央が空きますよね。そういう揺さぶりが工夫になると思う」
堀監督によって4-1-4-1システムが導入され、サイドアタッカーはより“勝負”の意識が強まった。しかし、単調にドリブルを仕掛けての強引なクロスでは、なかなか相手は崩せない。そこでひとつ我慢して勝負どころを見極めるプレーが、現状の課題克服に必要だと中盤のパサーたちは認識している。
来週にはUAEでのクラブワールドカップで初戦を迎えるが、個に頼るだけでない攻撃の多彩さと“一工夫”を取り戻せるのか。それが、世界の舞台で浦和が躍進できるかのカギになる。
取材・文●轡田哲朗(フリーライター)
堀監督によって4-1-4-1システムが導入され、サイドアタッカーはより“勝負”の意識が強まった。しかし、単調にドリブルを仕掛けての強引なクロスでは、なかなか相手は崩せない。そこでひとつ我慢して勝負どころを見極めるプレーが、現状の課題克服に必要だと中盤のパサーたちは認識している。
来週にはUAEでのクラブワールドカップで初戦を迎えるが、個に頼るだけでない攻撃の多彩さと“一工夫”を取り戻せるのか。それが、世界の舞台で浦和が躍進できるかのカギになる。
取材・文●轡田哲朗(フリーライター)