• トップ
  • ニュース一覧
  • 日本完敗に韓国メディアの反応は?「サムライ軍団が焼け野原に」「韓国だけが笑った」と比較も展開

日本完敗に韓国メディアの反応は?「サムライ軍団が焼け野原に」「韓国だけが笑った」と比較も展開

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2017年11月11日

コロンビアを下した自国代表に対しては絶賛の嵐。

浅野を投入した後半は盛り返した、との評価も一部にはある。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 後半の反撃については、「後半、日本は死力を尽くした。“ジョーカー”浅野を投入し、名誉挽回のゴールを決めるために必死になった。結局、63分に井手口のクロスを槙野がヘッドで叩きこみ、体面を保った」(『ブリッジ経済』)といった評価も一部にはあるが、いずれにしても、ブラジル戦の日本に対しては厳しい見方が大多数を占めている印象だ。
 
 その一方で、自国代表に対しては絶賛の嵐だ。
 
 なにしろ韓国は、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選こそギリギリで突破したものの、10月の欧州遠征(ロシア、モロッコと対戦)でも合計7失点を浴びて2連敗するなど不振が続いていた。6月にシン・テヨン監督が新指揮官の座に就いてからは一度も勝ち星はなく、同日に行なわれたコロンビア戦でようやく初勝利を挙げたのである。
 
 格上相手の金星には、メディアも「“ソン・フンミンのマルチゴール”韓国、コロンビアを2-1で破る…シン・テヨン号の初勝利“蘇った攻撃本能”」(『etoday』)、「“少し家を離れていた”闘志、韓国サッカーが復活した!」(『スポーツ東亜』)などと喜びを隠さない。
 
 その勢い余って、日本との比較も展開している。
 
 前出の『国際新聞』は、「日本1-3ブラジル、セルビア2-0中国…東アジアが完敗のなか、韓国だけが笑った」と見出しを付けた記事で、「(コロンビア戦は)韓国の完勝で終わった」と前置きし、「同日に日本はブラジルを相手に苦戦を強いられ、1-3で敗れた。ネイマールが2本のPKのうち1本を外したことを踏まえると、ほとんど完敗に近い点差だと言える」と綴っている。
 
『デイリーアン』などは、「韓国対コロンビア、日本対ブラジル戦後、日本の反応は?」として、日本のサッカーファンがSNSなどに書き込んだ「ソン・フンミンはアジア最高のストライカーだ」「日本にソン・フンミンみたいな選手がいればブラジルとも渡り合えたかもしれない」といったコメントまで掲載していたほどだ。
 
 11月のAマッチ第1戦では明暗が分かれた日本と韓国。韓国は14日にセルビアと、日本は15日(現地14日)にベルギーと対戦するが、次戦でも韓国から誇らしげな視線が送られるだろうか。

文:李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
【関連記事】
【セルジオ越後】後半の1点は慰めにもならない。力負けの完敗を真摯に受け止めるべきだ
【日本1-3ブラジル|採点&寸評】文字通りの完敗。リーダーの吉田が頼りない出来では…
ネイマールは日本戦後になぜ涙した? 指揮官の熱き言葉に「これが僕らの結束だ」
プラチナ世代とネイマール世代の8年――落差の兆候はあの惜敗の2年後から
【選手権予選】土曜日の結果を速報! 東京AB、大阪など新たに9都府県で代表校が決定!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ