【U-18】2年後のW杯に向け1次予選突破。過酷な氷点下のモンゴルで戦った意義

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2017年11月09日

一体感を深めたと同時に世界に向けての勝負はここからだ。

影山雅永監督は既存メンバーとU-17組をどのように融合させていくのだろうか。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 厳しくタフな環境での戦いは、スタッフと選手たちが一体感を深めるうえで、これ以上ない良い機会となった。世界大会へ向かう過程としては、大きな意義のある「モンゴル合宿」だったと言えそうだ。

 DF杉山弾斗(市立船橋高)が「オフ・ザ・ピッチがすごくいい雰囲気でやれていて、みんなとコミュニケーションを取れている」と語ったように、よりタフな戦いが待っている来年の最終予選、そしてU-20ワールドカップに向けての下準備として、このモンゴルでの日々が効いてくるに違いない。
 
 ただ、「仲良しグループで行けるわけではない」と指揮官がハッキリ言いきったように、今回のチームがそのまま世界へ向かうわけではないことも言っておかなければならないだろう。U-17ワールドカップを戦った選手たちがここに加わってくることは確実で、来年プロ入りしてからポジションを掴み、グッと伸びてくるような選手もきっと出てくる。「モンゴル合宿」を通じてできた土台の上で、新しく、そしてタフな競争が始まることとなる。
 
取材・文 川端暁彦(フリーライター)
【関連記事】
いきなり欧州挑戦も!? Jスカウトが争奪戦を繰り広げるU-17日本代表の大器
「信じられないゴラッソが決まった!」本田圭佑が国内カップ準々決勝で5人抜きの鮮烈弾!
【日本代表】ハイチ戦の汚名返上のチャンス。昌子源はハリルを納得させられるか――
天皇杯快進撃の筑波大から“世界一メンバー”のMF戸嶋祥郎が新潟へ加入内定!【J新卒内定選手一覧】
U-19日本代表SB、杉山弾斗のジェフ入団が決定!「フランスまで来てくれて熱意を感じた」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年12月18日号
    12月4日(木)発売
    [特集]
    25-26 欧州リーグ前半戦レビュー
    冬の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ