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3位浮上の名古屋をリーダーとして支える背番号7。風間監督も「チームの目になってきた」と賞賛

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2017年10月31日

重圧と戦っていた昨季が嘘のように伸び伸びとチームを引っ張っている。

キャプテンとして名古屋を牽引する田口。チームをJ1復帰に導けるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 4-2で勝ち切った試合後、前節の反省が生かされていたかと問うと、田口はちょっと考えてこう答えた。
「チームの中でしっかり確認して、前の試合と同じようなことをしないように、はっきりと。グラウンドの状態もあったし、風もあったし、しっかりクリアするところはクリアしようと、クシや裕紀さんとコミュニケーションを取った」
 
 猛省はさっそく実を結んだ。最近ではこうしたリーダーらしい振る舞いも見せるようになってきたが、これも「だってバタバタするの嫌だし」と自身の変化は否定する。しかし理由はどうあれ、田口が今季1年でチームリーダーらしくなってきたのは間違いない。キャプテンマークを巻き、その重圧とも戦っていた昨季が嘘のように、伸び伸びとチームを引っ張っている。
 
 残り3戦を3連勝してライバルの結果を待つ。状況は2位の座を奪取せねば、自動昇格は他力であることに変わりはない。頼もしきリーダー、文字通りの“ボランチ”に成長した田口は、「ああだこうだ言うより勝たなきゃいけないから。全部勝たないといけないし、結果がすべて大事になってくる。そこはみんな理解しているからね。残り3つもそうやってやるだけ」といたってシンプルに考える。名古屋らしさを支える舵取り役は、間違いなくスケールアップを果たしている。
 
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)
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