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【現地発】「メッシのために喜んで走る」パウリーニョが懐疑論を払拭しバルサにもたらしたものは?

カテゴリ:メガクラブ

工藤拓

2017年10月26日

往年のダービッツやケイタのように――。

攻守におけるインテンシティーがパウリーニョの持ち味。まさに近年のバルサに欠けていた要素だ。(C)Getty Images

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 リーガ4節のヘタフェ戦では後半77分から途中出場し、巧みなゴール前への抜け出しから値千金の決勝ゴールをゲット。3日後の5節エイバル戦でもCKから頭で2試合連続ゴールを決め、さらに1アシストも記録した。
 
 2列目、3列目からゴール前に抜け出してフィニッシュに絡む得点センス、攻守における空中戦の強さ、そして守備時に際立つ球際の当たり強さや運動量――。こういった自身の長所を加入直後からしっかり出しつつ、スムーズにバルサのサッカーに馴染むことができる選手はそういない。
 
 若き日のシャビを支えたエドガー・ダービッツ、ジョゼップ・グアルディオラが全幅の信頼を置いたセイドゥ・ケイタの系譜を継ぐ「中盤のダイナモ」は、ここ数年バルサに欠けていたピースだ。攻守に計算できる堅実な仕事人は、ハードなアウェー戦のスターターとして、また攻撃が手詰まりに陥った際の切り札として重用されている。
 
「メッシが試合を決めてくれるよう、喜んで彼のために走りたい」
 
 そんなコメントもクレ(バルサ・ファン)たちの心をくすぐり、評価は急上昇中だ。
 
文:工藤 拓
 
【著者プロフィール】
1980年、東京都生まれ。桐光学園高、早稲田大学文学部卒。三浦知良に憧れて幼稚園からボールを蹴りはじめ、TVで欧州サッカー観戦三昧の日々を送った大学時代からフットボールライターを志す。その後EURO2004、W杯ドイツ大会の現地観戦を経て、2006年よりバルセロナへ移住。現在は様々な媒体に執筆している。
 
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