「ネイマールvs酒井宏樹」がフランス版クラシコの鍵を握る

カテゴリ:ワールド

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2017年10月20日

酒井はネイマールに直接マッチアップする。

フランス屈指の熱狂度を誇るヴェロドロームは、パリSG戦がとりわけ燃えたぎる。酒井にとっては二度目の本拠地でのナショナルダービーとなる。(C)Getty Images

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 そのキーマンはやはり左サイドを起点に中央にも顔を出すネイマールで、右SBの酒井にとっては直接的なマッチアップ相手。パリSGの新ナンバー10は今や世界最高峰のドリブラーだけに、マルセイユとしてはなるべく1対1を避けるためチーム全体での連動した守備が肝なのは言うまでもない。とはいえ、ブラジルの至宝と日本代表DFのサイドでの攻防が、試合の行方を左右する大きなキーポイントとなるのは間違いない。
 
 ネイマールとは代表戦などで3度対戦するもいずれも苦い経験をしたという酒井は、9月の『フランス・フットボール』誌のインタビューでこう語っている。
 
「ネイマールは世界でも指折りのプレーヤーだけど、僕と彼のデュエルが試合のすべてを決定づけるわけではない。もちろん、対峙したら力の限りを尽くして止めにかかる。もしパリSGとの試合でうまくネイマールを抑えられたら、僕をバロンドール(同誌が主催)の候補にノミネートしてもらえるかな? さすがに無理か。でも、ぜんぜんいいよ。そこまで強くは求めてないから(笑)」
 
 ハードな守備とタイミングの良い攻撃参加で、今シーズンもマルセイユで不動の地位を築いている酒井。熱狂間違いなしの本拠地ヴェロドロームで、ネイマールというスーパースターとの対決でいかなるパフォーマンスを見せるのか。必見だ。
 
文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
 
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