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ハイチとのドローに韓国メディアが反応「危機のハリルホジッチ」「もはや東アジアに盟主はいない」

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2017年10月12日

日韓両国は“東アジアの盟主”のプライドを取り戻せるか。

ハイチ戦の内容には、ハリルホジッチ監督も憤慨していた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 韓国は10月7日、10日に行なわれたロシアとモロッコとの親善試合で、それぞれ2-4と1-3で敗れている。計7失点の2連敗と不甲斐ない結果に終わったわけだが、試合内容も苦々しいものだった。
 
 順位争いが佳境を迎えるKリーグに配慮し、今回の連戦には海外組だけで挑んだのだが、本職のサイドバック不在で、急きょ採用したのが3-4-3から4-1-4-1に移行できる“変形3バック”だった。
 
 しかし、その窮余の策は選手に馴染まず、結果は大量失点を生んだ。モロッコ戦では相手の素早い攻撃に成す術もなく、前半30分にもならないうちに一気に3人を交代させて4バックに転換していたほどだ。韓国のサッカー専門誌『FourFourTwo KOREA』はこうした結果について、「ディフェンスは自動ドアのようにあっさりと道を開け、選手たちの集中力は飲酒運転レベルだった」と痛烈に批判している。
 
 そんな状況だからこそ韓国は、日本の不振にスポットライトを当てることで、自国の危機感を和らげたかったのかもしれない。前出の『SPOTVNEWS』などは、「日本は韓国とともに“東アジアの盟主”として君臨してきた」と両チームを同列に並べたうえで、その威厳はもはや「紙で作った虎になった」と綴っている。“紙で作った虎”は、日本で言うところの“絵に描いた餅”に当たる言葉だ。
 
 シン・テヨン監督はモロッコ戦後、「このままではワールドカップになぜ出場したんだと言われるかもしれない」と落胆していたが、その姿はハイチ戦後に「恥をさらしてしまった」と怒りをあらわにしたハリルホジッチ監督とも重なる。
 
 岐路に立たされた日本と韓国は、ロシア・ワールドカップまでに“東アジアの盟主”のプライドを取り戻せるだろうか。

文:李仁守(ピッチコミュニケーションズ)

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