「笑いが出ちゃうぐらい、楽しみなミッション」(小林)
センターバックで吉田とコンビを組むのは、昌子か。昌子自身は代表での存在感を増しつつあるが、それでもまだまだアピールが必要な選手であり、吉田とのコンビネーションもさらに深めていく必要がある。ニュージーランド戦はベンチに甘んじただけに、本人も出場に意欲を燃やしているに違いない。
左サイドバックは、初招集の車屋紳太郎がいきなり抜擢されるとは考えにくい。デビューするとしても途中出場からが妥当であり、そう考えると、必然的に長友がスタートからピッチに立つことになるはずだ。
「3つの異なるオーガナイズがあります。すでにニュージーランド戦でも使いましたが、明日も同じような感じになるかと思います」というハリルホジッチ監督の言葉を信じるなら、中盤3枚の構成は、“2ボランチ+トップ下”だろう。選手交代を機に「2枚のインサイドハーフ+アンカー」へ移行しそうだ。
2ボランチは、守備的MFの枠で今回招集された山口蛍、井手口陽介、遠藤航の3人からのチョイスとなる。山口と井手口がニュージーランド戦で先発したのに対し、遠藤は終了間際に投入され、ほとんどプレーできていない。それだけに、ハイチ戦は遠藤がスタメンと見る。「守備的MFのところでパワーをつけてもらいたい」という理由で呼ばれた遠藤がどこまで期待に応えられるかを、指揮官も確認したいはずだ。
もう一枠は、センターバックの吉田と同じように、セクション内で軸となる選手はやはり必要であり、この3人の序列では一番上にいる山口が中盤の引き締め役になりそうだ。
そしてトップ下に収まるのは、小林祐希。倉田秋という選択もあるが、小林はニュージ―ランド戦で、相手に流れが傾きつつあるなかで投入されると、精力的に動き回り、的確なパスワークでゲームを動かしてみせた。その働きぶりはハリルホジッチ監督の眼にもポジティブに映ったはずだ。
現状、トップ下の一番手は香川で、有力候補のひとりである清武弘嗣はいまだトップフォームではなく、今回も選外となっている。攻撃的MFとして招集されている小林にとっては、ある意味、大きなチャンスでもある。
昨年11月、小林はトップ下のポジション争いについて、こんなことを言っていた。
「あのふたり(香川、清武)からポジションを奪うのは、相当難しいことだって分かっていますけど、笑いが出ちゃうぐらい、楽しみなミッション」
あれから約1年、オランダで揉まれて確実にスケールアップしたレフティが、その力を存分に発揮できるか注目したい。
左サイドバックは、初招集の車屋紳太郎がいきなり抜擢されるとは考えにくい。デビューするとしても途中出場からが妥当であり、そう考えると、必然的に長友がスタートからピッチに立つことになるはずだ。
「3つの異なるオーガナイズがあります。すでにニュージーランド戦でも使いましたが、明日も同じような感じになるかと思います」というハリルホジッチ監督の言葉を信じるなら、中盤3枚の構成は、“2ボランチ+トップ下”だろう。選手交代を機に「2枚のインサイドハーフ+アンカー」へ移行しそうだ。
2ボランチは、守備的MFの枠で今回招集された山口蛍、井手口陽介、遠藤航の3人からのチョイスとなる。山口と井手口がニュージーランド戦で先発したのに対し、遠藤は終了間際に投入され、ほとんどプレーできていない。それだけに、ハイチ戦は遠藤がスタメンと見る。「守備的MFのところでパワーをつけてもらいたい」という理由で呼ばれた遠藤がどこまで期待に応えられるかを、指揮官も確認したいはずだ。
もう一枠は、センターバックの吉田と同じように、セクション内で軸となる選手はやはり必要であり、この3人の序列では一番上にいる山口が中盤の引き締め役になりそうだ。
そしてトップ下に収まるのは、小林祐希。倉田秋という選択もあるが、小林はニュージ―ランド戦で、相手に流れが傾きつつあるなかで投入されると、精力的に動き回り、的確なパスワークでゲームを動かしてみせた。その働きぶりはハリルホジッチ監督の眼にもポジティブに映ったはずだ。
現状、トップ下の一番手は香川で、有力候補のひとりである清武弘嗣はいまだトップフォームではなく、今回も選外となっている。攻撃的MFとして招集されている小林にとっては、ある意味、大きなチャンスでもある。
昨年11月、小林はトップ下のポジション争いについて、こんなことを言っていた。
「あのふたり(香川、清武)からポジションを奪うのは、相当難しいことだって分かっていますけど、笑いが出ちゃうぐらい、楽しみなミッション」
あれから約1年、オランダで揉まれて確実にスケールアップしたレフティが、その力を存分に発揮できるか注目したい。