左ウイングには前回対戦でゴールを決めている原口を。
前線3枚の中央は、岡崎慎司。ファーストチョイスの大迫勇也は、痛めていた右足首は「治りが本当に早くて」とオーストラリア戦のピッチに立ったが、前線で何度も身体を張ったあの激闘の後では、それなりにダメージがあるはず。ここは大事を取るという指揮官の判断があってもおかしくはない。代わりに先発に名を連ねるのは岡崎だろう。
両ウイングは、右が本田圭佑、左は原口元気か。
是が非でも勝利が欲しいサウジは、相当に前掛かりとなって日本を攻め立てるはず。前に出る守備より、引き気味に構える守り方がベターで、球際でも激しさが増す以上、フィジカル勝負では本田が必要だ。痛めていた右ふくらはぎの状態は気がかりだが、レギュラー奪還に燃える男の意地を見せてほしい。
左は、オーストラリア戦で先発した乾貴士のプレーがやや重かった印象だけに、この試合で途中出場と体力的には問題ない原口を起用したほうが得策だ。前回対戦でもゴールを決めているだけに、良いイメージを持って試合に入れるのではないか。
ともすれば、モチベーションを保つのが難しいゲームかもしれない。当日は、一般市民にスタジアムが無料開放されて完全アウェーの環境が予想され、日本にとってはかなり厳しいシチュエーションになるだろう。
我慢の時間が長く続くかもしれないが、昨年10月のアウェー・オーストラリア戦のように、割り切った守備から一瞬の隙を突く戦い方は経験済み。相手や状況に応じてベストな戦略・戦術をチョイスし、結果を引き寄せるハリルジャパンの真骨頂を見せたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
両ウイングは、右が本田圭佑、左は原口元気か。
是が非でも勝利が欲しいサウジは、相当に前掛かりとなって日本を攻め立てるはず。前に出る守備より、引き気味に構える守り方がベターで、球際でも激しさが増す以上、フィジカル勝負では本田が必要だ。痛めていた右ふくらはぎの状態は気がかりだが、レギュラー奪還に燃える男の意地を見せてほしい。
左は、オーストラリア戦で先発した乾貴士のプレーがやや重かった印象だけに、この試合で途中出場と体力的には問題ない原口を起用したほうが得策だ。前回対戦でもゴールを決めているだけに、良いイメージを持って試合に入れるのではないか。
ともすれば、モチベーションを保つのが難しいゲームかもしれない。当日は、一般市民にスタジアムが無料開放されて完全アウェーの環境が予想され、日本にとってはかなり厳しいシチュエーションになるだろう。
我慢の時間が長く続くかもしれないが、昨年10月のアウェー・オーストラリア戦のように、割り切った守備から一瞬の隙を突く戦い方は経験済み。相手や状況に応じてベストな戦略・戦術をチョイスし、結果を引き寄せるハリルジャパンの真骨頂を見せたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)