鹿島戦を良い意味で糧にできるか。
水沼の言葉通り、鹿島戦は今のC大阪にとって良い教訓となったはずだ。
鹿島のCB植田直通は「うちは0に抑え、1点を取ってどうにか勝ち切ることができました。そこはいつもやっていることなので、狙い通りでした」と振り返る。どんな試合でも“いつも通り”の展開に持ち込めるのが鹿島の強みと言えるのだろう。
では、C大阪にとって苦しい時に立ち戻れる確固たるスタイルは存在するのか。ユン・ジョンファン監督の下、どんな時もハードワークする姿は特長になってきたが、19節の大阪ダービーに敗れて以降、4試合で1勝1分2敗と、失速に歯止めをかけられずにいる。
スタイルというのは一朝一夕に身に付けられるものではないが、鹿島戦のようにキッカケとなる試合をどのようにチームの力に還元していくかで、今後の成長の度合いは変わってくるはずだ。
ここから這い上がっていくメンタリティがC大阪にはあるのか、見守りたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島のCB植田直通は「うちは0に抑え、1点を取ってどうにか勝ち切ることができました。そこはいつもやっていることなので、狙い通りでした」と振り返る。どんな試合でも“いつも通り”の展開に持ち込めるのが鹿島の強みと言えるのだろう。
では、C大阪にとって苦しい時に立ち戻れる確固たるスタイルは存在するのか。ユン・ジョンファン監督の下、どんな時もハードワークする姿は特長になってきたが、19節の大阪ダービーに敗れて以降、4試合で1勝1分2敗と、失速に歯止めをかけられずにいる。
スタイルというのは一朝一夕に身に付けられるものではないが、鹿島戦のようにキッカケとなる試合をどのようにチームの力に還元していくかで、今後の成長の度合いは変わってくるはずだ。
ここから這い上がっていくメンタリティがC大阪にはあるのか、見守りたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)