右の酒井高は左でも起用できるだけに――。

3月シリーズ以来の招集となった植田。186センチの高さを持ち、エアバトルには絶対の自信があるだけに、守備固めやパワープレー要員として重宝されそうだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)
【DF】
CB:◎吉田麻也(サウサンプトン)/◎昌子 源(鹿島)/△三浦弦太(G大阪)/△植田直通(鹿島)
右SB:◎酒井宏樹(マルセイユ)/○酒井高徳(ハンブルク)
左SB:◎長友佑都(インテル)/〇槙野智章(浦和)
DFは全部で8人。CBと左右のSB、それぞれに4人ずつを選んだ編成だ。
CBの吉田は不動のディフェンスリーダーで、この男の相棒を務めるのは、6月のシリア戦とイラク戦でもコンビを組んだ昌子で決まりだろう。ハリルホジッチ監督も「ふたりは長い間、安定したプレーを見せてくれています」と評価している。
バックアッパーには三浦と植田が控えるが、ともに代表での出場歴ゼロというのはやや不安が残る。もっとも、指揮官はオーストラリアとの試合では「フィジカル的な要素」を重要視している。189センチの吉田に次ぐ186センチの高さを誇る植田はエアバトルで抜群の強さを見せるだけに、守備固めやパワープレーなど、状況に応じて鹿島の“武闘派”に出番が回って来るかもしれない。
右SBは“ダブル酒井”の争いとなるが、直近の5試合すべてでスタメンを張っている酒井宏が今回も先発に名を連ねるはず。酒井高はブンデスリーガの開幕戦を欠場しており、試合勘が懸念される。
左SBは実績十分の長友の優位性は揺るがない。ただし、敵地での前回対戦では槙野がフル出場し、まずまずのプレーを見せていた。それだけに、このムードメーカーにもチャンスがないわけではない。また、右の酒井高は左でも起用できるため、複数の選択肢からハリルホジッチ監督がどれをチョイスするかは興味深い。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
CB:◎吉田麻也(サウサンプトン)/◎昌子 源(鹿島)/△三浦弦太(G大阪)/△植田直通(鹿島)
右SB:◎酒井宏樹(マルセイユ)/○酒井高徳(ハンブルク)
左SB:◎長友佑都(インテル)/〇槙野智章(浦和)
DFは全部で8人。CBと左右のSB、それぞれに4人ずつを選んだ編成だ。
CBの吉田は不動のディフェンスリーダーで、この男の相棒を務めるのは、6月のシリア戦とイラク戦でもコンビを組んだ昌子で決まりだろう。ハリルホジッチ監督も「ふたりは長い間、安定したプレーを見せてくれています」と評価している。
バックアッパーには三浦と植田が控えるが、ともに代表での出場歴ゼロというのはやや不安が残る。もっとも、指揮官はオーストラリアとの試合では「フィジカル的な要素」を重要視している。189センチの吉田に次ぐ186センチの高さを誇る植田はエアバトルで抜群の強さを見せるだけに、守備固めやパワープレーなど、状況に応じて鹿島の“武闘派”に出番が回って来るかもしれない。
右SBは“ダブル酒井”の争いとなるが、直近の5試合すべてでスタメンを張っている酒井宏が今回も先発に名を連ねるはず。酒井高はブンデスリーガの開幕戦を欠場しており、試合勘が懸念される。
左SBは実績十分の長友の優位性は揺るがない。ただし、敵地での前回対戦では槙野がフル出場し、まずまずのプレーを見せていた。それだけに、このムードメーカーにもチャンスがないわけではない。また、右の酒井高は左でも起用できるため、複数の選択肢からハリルホジッチ監督がどれをチョイスするかは興味深い。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)