開幕戦には両親を招待。「点を獲れたらベスト」

6月25日のG大阪退団セレモニーでは、「ガンバというクラブには、家族のような場所として所属させてもらいました」と感謝していた堂安。オランダで活躍することは、古巣への恩返しとなるはずだ。 (C) SOCCER DIGEST
それでもR・ソシエダ戦では、自分がフリーだったのにもかかわらず、チームメイトのミムン・マヒが強引にドリブル突破を試みて、チャンスを逸した場面もあった。
「マヒとは一緒に交代したので、自分からロッカーで言いました。ジェスチャーで『なんでだよ?』って顔をすれば向こうも感じると思います。それがネガティブなアクションじゃなくて、ポジティブに捉えてもらえるようにしてます」
今は片言の英語とジェスチャーで、仲間に自分の気持ちと要求を伝えているが、週4回の「地獄の(英語の)レッスン」(本人談)の成果が少しずつ表われてくるだろう。
現地時間7月22日のグラナダ戦(△2-2)、同月29日のエメン戦(〇4-3)、そしてR・ソシエダ戦と、堂安はプレシーズン最後の3試合全てにスタメン出場した。開幕に向けて、順調に調整できていると言えるだろう。
「交代選手も予め決まっていそうだったので、特に(途中で)代えられたことは気にしてません。まあ、手応えありの、開幕までの試合だったのかなと思ってます」
こうして迎える8月13日、ヘーレンフェーンとのエールディビジ開幕戦には、両親も日本から応援に駆けつけるという。
「点を獲れたらベストです。多分、両親も安心したいと思うので、そこで活躍する姿を見せて、ファンから愛されているようなところを見せられたら、喜ぶんじゃないかと思います」
そのしっかりした言葉遣いと無邪気な笑顔に、19歳の素顔が窺えた。
取材・文:中田 徹
「マヒとは一緒に交代したので、自分からロッカーで言いました。ジェスチャーで『なんでだよ?』って顔をすれば向こうも感じると思います。それがネガティブなアクションじゃなくて、ポジティブに捉えてもらえるようにしてます」
今は片言の英語とジェスチャーで、仲間に自分の気持ちと要求を伝えているが、週4回の「地獄の(英語の)レッスン」(本人談)の成果が少しずつ表われてくるだろう。
現地時間7月22日のグラナダ戦(△2-2)、同月29日のエメン戦(〇4-3)、そしてR・ソシエダ戦と、堂安はプレシーズン最後の3試合全てにスタメン出場した。開幕に向けて、順調に調整できていると言えるだろう。
「交代選手も予め決まっていそうだったので、特に(途中で)代えられたことは気にしてません。まあ、手応えありの、開幕までの試合だったのかなと思ってます」
こうして迎える8月13日、ヘーレンフェーンとのエールディビジ開幕戦には、両親も日本から応援に駆けつけるという。
「点を獲れたらベストです。多分、両親も安心したいと思うので、そこで活躍する姿を見せて、ファンから愛されているようなところを見せられたら、喜ぶんじゃないかと思います」
そのしっかりした言葉遣いと無邪気な笑顔に、19歳の素顔が窺えた。
取材・文:中田 徹