16年目を迎えた貴重な生え抜き。「チームとして機能するように…」
[J1 20節]浦和 – 大宮/8月5日 19:00/埼玉スタジアム
契約解除が発表されたミハイロ・ペトロヴィッチ前監督と通訳を兼任していた杉浦大輔コーチに続き、8月1日にはスカウティングなどを担当していた長嶺寛明アシスタントコーチの退任が発表された。異例とも言えるシーズン途中でのコーチ陣3人の退団。
このため、堀孝史新体制は、天野賢一コーチ、土田尚史GKコーチと、わずか3人のコーチ陣で再出発を切ることになった。今後スタッフの増員はあり得るが、そうした激動のうねりのなかで、心機一転、浦和は8月5日に大宮とのさいたまダービーを迎える。
この難局をいかに乗り越えるのか。そこで鍵を握るのが、チーム最年長の38歳、今季はウイングバックとともにストッパーにも取り組んできた平川忠亮だ。浦和のユニホームを着て16年目。21世紀に入ってからのこのクラブの歴史を誰よりも知る、貴重な生え抜き選手である。
まず今回の監督交代について、どのように受け止めているのか。2011年のJ2降格寸前まで低迷したゼリコ元監督の解任劇と比較し、平川は率直な想いを語った。
「特殊なケースだと言えます。2011年のように残留争いをしているわけではなく、ACLでは久々にベスト8まで進出したなか、とても悲しく、寂しい別れになってしまいました。ただ、チームとして調子がここ2か月ほど上がらなかったのは事実です。
ミシャ(ペトロヴィッチ前監督)が辞めたことで、それが解決するわけではありません。堀さんを筆頭に、僕たち選手も、何が原因でそのようになってしまったのか、もう一度、しっかり整理してから前へ進んでいく必要があると思います」
堀新監督からは全体ミーティングで、ペトロヴィッチ前監督とともに取り組んできたことをベースに、大きく変えるのではなく『プラスアルファ』を付けていきたいという説明があった。今シーズンの出場機会が限られてきた平川だが、「少しずつ堀さんらしいカラーが出てくると思いますが、そこを理解することで選手全員にとってチャンスになる。しっかり準備をして臨み、そのチャンスを掴めるようにしたいです」と意欲を示す。
一方、最年長の立場として、コーチ陣と選手をつなぐ役割も求められる。
契約解除が発表されたミハイロ・ペトロヴィッチ前監督と通訳を兼任していた杉浦大輔コーチに続き、8月1日にはスカウティングなどを担当していた長嶺寛明アシスタントコーチの退任が発表された。異例とも言えるシーズン途中でのコーチ陣3人の退団。
このため、堀孝史新体制は、天野賢一コーチ、土田尚史GKコーチと、わずか3人のコーチ陣で再出発を切ることになった。今後スタッフの増員はあり得るが、そうした激動のうねりのなかで、心機一転、浦和は8月5日に大宮とのさいたまダービーを迎える。
この難局をいかに乗り越えるのか。そこで鍵を握るのが、チーム最年長の38歳、今季はウイングバックとともにストッパーにも取り組んできた平川忠亮だ。浦和のユニホームを着て16年目。21世紀に入ってからのこのクラブの歴史を誰よりも知る、貴重な生え抜き選手である。
まず今回の監督交代について、どのように受け止めているのか。2011年のJ2降格寸前まで低迷したゼリコ元監督の解任劇と比較し、平川は率直な想いを語った。
「特殊なケースだと言えます。2011年のように残留争いをしているわけではなく、ACLでは久々にベスト8まで進出したなか、とても悲しく、寂しい別れになってしまいました。ただ、チームとして調子がここ2か月ほど上がらなかったのは事実です。
ミシャ(ペトロヴィッチ前監督)が辞めたことで、それが解決するわけではありません。堀さんを筆頭に、僕たち選手も、何が原因でそのようになってしまったのか、もう一度、しっかり整理してから前へ進んでいく必要があると思います」
堀新監督からは全体ミーティングで、ペトロヴィッチ前監督とともに取り組んできたことをベースに、大きく変えるのではなく『プラスアルファ』を付けていきたいという説明があった。今シーズンの出場機会が限られてきた平川だが、「少しずつ堀さんらしいカラーが出てくると思いますが、そこを理解することで選手全員にとってチャンスになる。しっかり準備をして臨み、そのチャンスを掴めるようにしたいです」と意欲を示す。
一方、最年長の立場として、コーチ陣と選手をつなぐ役割も求められる。