神戸戦ではドリブルでゴールへ向かっていく姿勢が脅威に。
そして、1試合未消化ながら17節という折り返し地点の試合で、小林はその進化の過程を見せつけた。神戸・ネルシーニョ監督をして「何もできなかった」と言わしめたこの試合、5得点すべてに絡んだ阿部のプレーももちろん、6試合ぶりのゴールを含む2得点を記録した小林も特筆すべき存在感を出していた。
得意のオフ・ザ・ボールの動きで相手を外し、ワンタッチで決めた2得点があれば、GKと1対1になりながら自らのシュートを選択せず、横の阿部に折り返す先制点の完璧なお膳立てもあり。2点目のカウンターも、ボールを落ち着かせて左サイドを走る中村へ出した彼のパスで決まった感もある。
そして、件のドリブルだが、後半に入ると迷いなくゴールへ向かっていく姿勢が何度も見られた。得点には結実しなかったものの、その姿には得も言われぬ恐さがあり、そのまま神戸守備陣の脅威となっていた。
チャンスメイクも、自ら決めることも、運ぶことも。ゴールを仕留めるために幅広く武器を持ちつつある小林は、相手に恐怖を与えられるストライカーへと進化を続けている。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
得意のオフ・ザ・ボールの動きで相手を外し、ワンタッチで決めた2得点があれば、GKと1対1になりながら自らのシュートを選択せず、横の阿部に折り返す先制点の完璧なお膳立てもあり。2点目のカウンターも、ボールを落ち着かせて左サイドを走る中村へ出した彼のパスで決まった感もある。
そして、件のドリブルだが、後半に入ると迷いなくゴールへ向かっていく姿勢が何度も見られた。得点には結実しなかったものの、その姿には得も言われぬ恐さがあり、そのまま神戸守備陣の脅威となっていた。
チャンスメイクも、自ら決めることも、運ぶことも。ゴールを仕留めるために幅広く武器を持ちつつある小林は、相手に恐怖を与えられるストライカーへと進化を続けている。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)