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今の鳥栖にトップ下は存在しない――。トップ下気質を自認する鎌田大地のジレンマと課題とは

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2017年06月21日

「守備に重点を置きつつ、攻撃にも顔を出さないといけないので、オールラウンダーに近い」

5節のFC東京戦で今季初ゴールをマーク。相手のミスを見逃さず冷静にネットを揺らした。(C) SOCCER DIGEST

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――理想のトップ下像は?
 
「好きなところに動いて自由にプレーができて、しっかりと結果を残せる選手」
 
――理想が100だとしたら、今はどのくらい?
 
「半分の50くらいですね」
 
――足りない半分は?
 
「やはり得点ですね。もっと得意な形に持ち込めるようにならないと。その点で経験不足を感じるので、もっと毎日の積み重ねを大事にしたいです。ただ、自分の理想を追い求めるのは簡単ではありません」
 
――それはなぜ?
 
「今、守備で求められる役割が大きいんです。なにより求められるのは走りと運動量で、僕もボランチと同じように自陣のペナルティエリアまで戻らないといけない。いわば、今の鳥栖にトップ下は存在しない。少なくとも僕はそう考えています。守備に重点を置きつつ、攻撃にも顔を出さないといけないので、オールラウンダーに近いです」
 
――難しそうですね。
 
「本当にそう。トップ下のポジションで、守備も含めオールラウンドにプレーできる選手はなかなかいないですよ。でも、求められる役割をこなしながら、自分の色も出せるようになれば、もう一段階上のステージに上がれる気がするんです」
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWeb)
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