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【U-20】「お前は周りが見えてない」と言われ続けた遠藤渓太に自信と気付きを与えたワンプレーとは?

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2017年05月28日

「今日で一歩前に進めた気がします」

攻撃のアクセントとなっていた遠藤だが、同点後は消化不良の展開に。「モヤモヤは次にぶつけたい」。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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「今日の試合で自分のドリブルの幅が広がった」
 
 そう語る遠藤がこの試合で掴んだものは、自らのドリブルの『活かし方』だ。これまでは突破してシュートまで辿り着くことに躍起になり、より良い位置でゴールを狙う味方を活かしきれず、チャンスを潰してしまうシーンが多かった。
 
「マリノスでも『お前は周りが見えていない』とよく言われていた。もし自分がその言葉に耳を傾けずにやっていたら、今日のシーンも律へのクロスではなく、ワンツーしたり、ドリブルしてシュートをしてしまっていた。当然その選択肢はあったけど、あの時は律の動きが見えて、すぐに身体が反応した。そういう意味では今日で一歩前に進めた気がします」
 
 世界の大舞台でのスタメン出場は、その成長を促すために必要な気付きと、確かな手応えをもたらした。
「でも、やっぱり今日の最後はモヤモヤします。この気持ちは次に絶対ぶつけたい。次からは決勝トーナメントなので、自信を持って向かっていきたいです」
 
 次なる戦いへと目を光らせる遠藤。ようやく掴んだ世界での手応えをより確かなものとするために――。さらなる高揚感と最後まで勝負できなかった悔しさを、次なる相手・ベネズエラに思い切りぶちまけるつもりだ。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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