才能を称賛されてきた逸材は、プロ4年目にしてようやく覚醒へのステップを登り始めた。
後半にはシモビッチが折り返したボールをDFがかき出したところに走り込んでシュートを放ったが、惜しくもサイドネットの外側に突き刺さって名古屋でのプロ初ゴールはならず。しかし「憧れのタマさんにアシストできてよかったです。このアシストは自信になりますね。タマさんに感謝です」と十分すぎるほどの手応えを感じた様子だ。
試合は76分に一度は町田に追いつかれ、そこで杉森の出番は終了。最後は玉田に代わって出場した杉本竜士の突破をシモビッチが押し込み、土壇場での勝点3をチームは手にしている。それも杉森のアシストあっての展開であり、彼の活躍が色褪せることはない。
「ああやってプレーすることで、自信を持つと相手の脅威になってくれる」とは、玉田の言葉。それを知ってか知らずか、杉森は若さ全開でこう話す。
「次はゴールですね」
その才能ばかりを称賛され続けてきた逸材は、プロ4年目にしてようやく覚醒へのステップを登り始めた。
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)
試合は76分に一度は町田に追いつかれ、そこで杉森の出番は終了。最後は玉田に代わって出場した杉本竜士の突破をシモビッチが押し込み、土壇場での勝点3をチームは手にしている。それも杉森のアシストあっての展開であり、彼の活躍が色褪せることはない。
「ああやってプレーすることで、自信を持つと相手の脅威になってくれる」とは、玉田の言葉。それを知ってか知らずか、杉森は若さ全開でこう話す。
「次はゴールですね」
その才能ばかりを称賛され続けてきた逸材は、プロ4年目にしてようやく覚醒へのステップを登り始めた。
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)