【川崎】小林悠も「巧いなぁ」と感嘆。背番号10の復帰をチームメイトはどう評価した?

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2017年05月06日

「やっぱり僚太は巧いなぁと」(小林悠)

1得点・1アシストと輝きを放った小林も、大島の巧さに感嘆の念をもらした。(C) SOCCER DIGEST

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 そして、主将である小林も大島の存在の大きさを感嘆のため息を混じえて語る。
 
「やっぱり僚太は巧いなぁと思いますね。久しぶりにやっても、すごく良いところに顔を出してくれるし、一発でパスも出せるし。まだまだコンディションもどんどん上がっていくと思いますけど、僚太の復帰だけではなくてけが人もこれからどんどん戻ってくるのはチームとして大きいなと思います」
 
 体力的な問題もあり76分でピッチを去ったが、本人は「本当はしれっと90分出たかったんですけどね」と言う。
 
 思えば昨年のリオ五輪帰りの一発目の試合である2ndステージ9節の浦和戦(2-1◯)も、帰国便で発症した熱が収まりきらないまま出場して大一番で獅子奮迅のプレーを見せた。彼にとって少しの離脱期間や体調不良は、技術や判断力を鈍らせる直接的な要因にはならないのでなないかと、この新潟戦も含めて思わせられたものだ。とにかく、大島僚太の復帰は川崎というチームにとって非常に大きな意味を持つ。
 
 ただし、新潟の守備組織には穴が多かったということも確か。本当の勝負はこれからだ。背番号10の帰還によって、この先に真価が問われてくる。
 
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
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