本田がベンチに入れている2つの理由とは?
にもかかわらず、今後はかなり難しい試合が続く。サン・シーロでのローマ戦(5月7日の35節)、アウェーでのアタランタ戦(5月14日の36節)だ。ローマは追い上げるナポリから2位の座を必死に守る必要があるし、アタランタは今シーズンのグッドサプライズチームだ。
ミランにとって非常に難しい試合となるのは確実で、つまり本田に出番が回って来る可能性はほぼないだろう。今後もベンチで試合終了のホイッスル聞き続けるはずだ。こうなってくるとシーズン終了は本田にとって“解放”を意味する。あと1か月足らずでやっとすべてが終わるのだ。
それにしても、チームのフィールドプレーヤーでもっとも出番が少ない本田を、モンテッラはなぜスタンド送りにせず毎回ベンチに座らせるのか。ベンチにいても役に立たないではないかという疑問を持つ者もいるだろう。
その大きな理由は2つある。まず何よりも人数の問題。セリエAではベンチに12人の選手が座れる。スタメンの11を含めれば、1試合に23人も登録可能なのだ。
ミランのトップチーム登録数は27人だが、出場停止や負傷者(例えばイニャツィオ・アバーテやジャコモ・ボナベントゥーラは今シーズン絶望)などもいるので、ほとんどの選手をベンチ入りさせることができるのだ。過去数年と同じく怪我人が多いミランは、プリマベーラ(U-19)の選手を登録している試合もある。そんな状況で本田を外す理由がない。
第二の理由は、本田はこれほど使われなくても、それでも立派なチームの一員だからだ。なぜか? 理由は簡単だ。我々もよく知っている通り、本田は真面目なプロで、たとえプレーできるチャンスが極めて少ないと分かっていても、常に全力で日々のトレーニングをしている。
その点ではフットボーラーの鏡であることは間違いない。そんな本田をスタンドに追いやれば、チーム全体に悪影響を及ぼしかねないだろう。
つまり、モンテッラが本田をベンチに置き続けているのは、チームの士気を保つためで、そのほかの理由は一切ない。
ミランにとって非常に難しい試合となるのは確実で、つまり本田に出番が回って来る可能性はほぼないだろう。今後もベンチで試合終了のホイッスル聞き続けるはずだ。こうなってくるとシーズン終了は本田にとって“解放”を意味する。あと1か月足らずでやっとすべてが終わるのだ。
それにしても、チームのフィールドプレーヤーでもっとも出番が少ない本田を、モンテッラはなぜスタンド送りにせず毎回ベンチに座らせるのか。ベンチにいても役に立たないではないかという疑問を持つ者もいるだろう。
その大きな理由は2つある。まず何よりも人数の問題。セリエAではベンチに12人の選手が座れる。スタメンの11を含めれば、1試合に23人も登録可能なのだ。
ミランのトップチーム登録数は27人だが、出場停止や負傷者(例えばイニャツィオ・アバーテやジャコモ・ボナベントゥーラは今シーズン絶望)などもいるので、ほとんどの選手をベンチ入りさせることができるのだ。過去数年と同じく怪我人が多いミランは、プリマベーラ(U-19)の選手を登録している試合もある。そんな状況で本田を外す理由がない。
第二の理由は、本田はこれほど使われなくても、それでも立派なチームの一員だからだ。なぜか? 理由は簡単だ。我々もよく知っている通り、本田は真面目なプロで、たとえプレーできるチャンスが極めて少ないと分かっていても、常に全力で日々のトレーニングをしている。
その点ではフットボーラーの鏡であることは間違いない。そんな本田をスタンドに追いやれば、チーム全体に悪影響を及ぼしかねないだろう。
つまり、モンテッラが本田をベンチに置き続けているのは、チームの士気を保つためで、そのほかの理由は一切ない。