15歳・久保建英の一問一答に見た「パーソナリティー」の強さ

カテゴリ:Jリーグ

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2017年05月04日

「自分が走れなかったら交代で出た意味がないなと」

札幌戦はベンチスタート。いつでも出られる準備をしていたという。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――前線から積極的にプレスをかけて、何度かボール奪取もありました。守備の局面で1番意識したことは?
 
「自分は途中交代で入った選手だったので、相手も味方もみんな疲れている選手ばかりの中で、自分が走れなかったら交代で出た意味がないなと思っていたので、そこは本当に意識していました」
 
――交代で声をかけられた時は、心の準備はできていたか?
 
「もうベンチに入っている以上は、いつ出てもおかしくないなというのは思っていたので、いつ出ても全力でプレーできるような準備はしていたつもりです」
 
――ピッチに送り出される時の篠田監督からの指示は?
 
「マークが替わったので、そこを選手に伝えてほしいということと、攻撃の最後のところで頑張ってほしいと言われました」
 
――U-20日本代表の内山篤監督は「自分ができることとできないことが、すごくよく分かっている」と語っていました。今日、J1の選手が多い中で自分ができたこととできなかったことは?
 
「まだ1試合しかやっていないので、あまり分からないですけど……。ちょっと今日は(自分の力を)出し切れなかったので、まだ分からないです」
 
――高円宮杯U-18プレミアリーグの試合では、試合を通してプレスをかけ続けている。J1との違いは?
 
「J1とプレミアでは、どうしても体格差だったり、精神的、戦術だったりも含めて、1回のプレスを全力でやった後に、次のプレスをまたかけるのは、J1だと息が続かないっていうわけじゃないですけど、難しいなと。プレミアだと全然、何回でもいけるんですけど。Jリーグになってくると、こうなんだなと思いました」
 
――試合中にはFC東京サポーターからの「建英コール」がありましたが、聞こえていた?
 
「あっ、ちょっと聞こえていました(笑)」
 
――試合中はプレーに夢中になるので、やはりあまり聞こえないもの?
 
「最初、それが本当に心配で……応援のほうに耳がいっちゃって、プレーに集中できなかったらどうしようと考えていたんですけど、プレーしてみると想像とは全く違って、気持ちいいものではありましたけど、全く聞き入っちゃうというわけではなかったです」
 
――試合後、スタンドのサポーターに「シャー!」をした際、永井選手に教えていたように見えた。
 
「永井選手が(FC東京で)初ゴールを決められたということで、『まだシャー!をしたことがない。教えてくれる?』と言われたので。自分は何回かやったことがあったので」
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