【J1採点&寸評】大宮×浦和|ダービー勝利の立役者は茨田! R・シルバは決定力を欠く…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年04月30日

大宮――決勝弾の茨田がMOMで文句なし。

江坂のパスを受けると、強烈な一撃。茨田のゴールが決勝点となり、大宮がホームで浦和を破った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
MAN OF THE MATCH
40 茨田陽生 7 

「絶対にネットを揺らしてやろう」という気持ちが63分に実る。強烈な一撃で今季初勝利を手繰り寄せた。冷静なボール捌きや献身性も見せ、MOM選出は文句なしだろう。
 
FW
7 江坂 任 6.5(87分OUT)
狭いスペースでもボールを収めて、綺麗にターン。ボールを持ち過ぎて潰される場面もあったが、それが撒き餌となって茨田を生かす結果に。63分の決勝弾はこの男の好判断からだ。
 
44 瀬川祐輔 6(72分OUT)
第1の矢として最前線からチェイシングを怠らず。 ただ、22分、55分、60分、67分と決定機を生かせなかったのはマイナスポイント。決定力アップなくしてチームの上昇はない。
 
交代出場
MF
15 大山啓輔 6.5(HT IN)

長谷川に代わって後半の頭からピッチに立つ。確かなテクニックでボールを落ち着け、的確なプレー判断で浦和の守備をいなした。守備で最後まで足を伸ばす姿も好印象だった。
 
FW
14 清水慎太郎 6(72分IN)
瀬川と同様にチームに尽くす姿を披露。シンプルに前へと蹴られるボールを追い、溜めを作って守備陣の押し上げを助ける。ただ、この展開では仕方ないがゴールを求めたい。

DF 
25 高山和真 -(87分IN)
攻勢を強める浦和に対して、真ん中を固めるべく投入される。クロスやロングボールに対して慌てることなく対応し、渋谷監督が託した役目を果たす。クローザーとしてアピールした。
 
監督
渋谷洋樹 7
「選手がイメージを共有してプレーしてくれた」との言葉どおり、少ない準備期間のなかで、リーグ随一の浦和攻撃陣を抑え込む策を伝授。浮上のきっかけとなる勝点3をゲットした。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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