C大阪U-18と大津の一戦は8ゴールが乱れ飛び。
一方のプレミアリーグWESTは、第1試合から激しい撃ち合いとなった。
大津が9分にFW大竹悠聖のドリブル突破から敵のオウンゴールを誘発して先制すると、13分にも相手守備陣の連携ミスを突いてFW水野雄太が加点。しかしここからセレッソ大阪U-18が猛ラッシュ。リスタートからDF小林洵のヘッドが決まり、その直後、右SB齋藤遼のクロスにFW西村真祈が頭で応えて、スコアをタイに戻す。さらに後半開始早々、DFが目測を誤って裏にこぼれたボールをMF有水亮が蹴り込み、逆転に成功した。
ところが59分、大津は後半から登場したFW大崎舜が一発のカウンターから抜け出してゴールを陥落し、3-3。そして74分、MF松原亘紀のパスを受けた水野が右足で狙いすました一撃を放ち、再度試合をひっくり返した。しかししかし、このままでは終わらない。C大阪は前線に配備されていた斎藤が敵のクリアミスを拾い、冷静なショットでGKを破ったのだ。
最後まで両雄が闘争心むき出しで譲らなかった一戦は、4-4というド派手なスコアで決着を見た。
ヴィッセル神戸U-18にプレミア初昇格の米子北が挑んだ一戦は、序盤からインテンシティーの高いゲームに。神戸は自慢のオープン攻撃から4分、5分、10分と立て続けにチャンスを掴み、27分にはFW秋山駿がGKとの1対1を迎えるが決め切れない。米子北は球際の強さをベースに、無失点で前半を切り抜けた。
しかし65分、神戸がその堅守をこじ開ける。DFのクリアミスを拾った主将のMF佐藤昴が左足で強烈ミドルを放ち、GKがはじいたこぼれ球を途中出場のFW小田裕太郎が押し込んだ。これが決勝点となり、追いすがる米子北を振り払った神戸が快勝を収めた。
第3試合では、實好礼忠新監督が率いるガンバ大阪ユースと、4年ぶりでトップリーグに返り咲いたアビスパ福岡U-18が激突した。
先制したのはG大阪。キックオフ直後から鋭いフォアチェクと細かいパスワークで主導権を握った青黒軍団は、14分、MF白井陽斗とのパス交換から中央に切れ込んだMF芝本蓮が右足でゴールを射抜いた。
ただ、その後は膠着状態に陥る。徐々に盛り返した福岡は左サイドのMF桑原海人を起点にスピーディーなカウンターを仕掛けたが、DF岸田悠佑を中心としたG大阪守備網をなかなか切り崩せず、シュートまでは至らない。G大阪は38分にMF奥野耕平のヘッドがポストを叩き、こちらも2点目を挙げられなかった。
雨足が強くなった後半は、タフネスを前面に押し出した福岡が攻勢に転じる。54分にはビッグチャンス。FW北島祐二のスルーパスに抜け出したFW甲斐海夏人が決定打を放ったが、これは惜しくも相手GK桑原瑠真のファインセーブに阻まれた。その後もG大阪自慢のパスワークを分断し、ミドルパスを多用して効果的なカウンターを繰り出したが……。ラストプレーの精度を欠き、最後まで1点が遠かった。
ディフェンス陣が虎の子の1点を守り抜き、開幕戦勝利を飾ったG大阪。實好監督は「みんな動きが硬かったんですが、なんとか助け合いながら掴んだ勝利。ガンバらしいアグレッシブなスタイルを貫いてタイトルを奪取したい」と語った。
【プレミアリーグWEST/第1節】
4/8 10:30 C大阪U-18 4-4 大津①
4/8 13:00 神戸U-18 1-0 米子北①
4/8 15:30 G大阪ユース 1-0 福岡U-18②
4/9 10:00 神戸弘陵 vs 東福岡②
4/9 12:30 阪南大高 vs 広島ユース②
※会場は①=キンチョウスタジアム、②=ヤンマースタジアム長居
大津が9分にFW大竹悠聖のドリブル突破から敵のオウンゴールを誘発して先制すると、13分にも相手守備陣の連携ミスを突いてFW水野雄太が加点。しかしここからセレッソ大阪U-18が猛ラッシュ。リスタートからDF小林洵のヘッドが決まり、その直後、右SB齋藤遼のクロスにFW西村真祈が頭で応えて、スコアをタイに戻す。さらに後半開始早々、DFが目測を誤って裏にこぼれたボールをMF有水亮が蹴り込み、逆転に成功した。
ところが59分、大津は後半から登場したFW大崎舜が一発のカウンターから抜け出してゴールを陥落し、3-3。そして74分、MF松原亘紀のパスを受けた水野が右足で狙いすました一撃を放ち、再度試合をひっくり返した。しかししかし、このままでは終わらない。C大阪は前線に配備されていた斎藤が敵のクリアミスを拾い、冷静なショットでGKを破ったのだ。
最後まで両雄が闘争心むき出しで譲らなかった一戦は、4-4というド派手なスコアで決着を見た。
ヴィッセル神戸U-18にプレミア初昇格の米子北が挑んだ一戦は、序盤からインテンシティーの高いゲームに。神戸は自慢のオープン攻撃から4分、5分、10分と立て続けにチャンスを掴み、27分にはFW秋山駿がGKとの1対1を迎えるが決め切れない。米子北は球際の強さをベースに、無失点で前半を切り抜けた。
しかし65分、神戸がその堅守をこじ開ける。DFのクリアミスを拾った主将のMF佐藤昴が左足で強烈ミドルを放ち、GKがはじいたこぼれ球を途中出場のFW小田裕太郎が押し込んだ。これが決勝点となり、追いすがる米子北を振り払った神戸が快勝を収めた。
第3試合では、實好礼忠新監督が率いるガンバ大阪ユースと、4年ぶりでトップリーグに返り咲いたアビスパ福岡U-18が激突した。
先制したのはG大阪。キックオフ直後から鋭いフォアチェクと細かいパスワークで主導権を握った青黒軍団は、14分、MF白井陽斗とのパス交換から中央に切れ込んだMF芝本蓮が右足でゴールを射抜いた。
ただ、その後は膠着状態に陥る。徐々に盛り返した福岡は左サイドのMF桑原海人を起点にスピーディーなカウンターを仕掛けたが、DF岸田悠佑を中心としたG大阪守備網をなかなか切り崩せず、シュートまでは至らない。G大阪は38分にMF奥野耕平のヘッドがポストを叩き、こちらも2点目を挙げられなかった。
雨足が強くなった後半は、タフネスを前面に押し出した福岡が攻勢に転じる。54分にはビッグチャンス。FW北島祐二のスルーパスに抜け出したFW甲斐海夏人が決定打を放ったが、これは惜しくも相手GK桑原瑠真のファインセーブに阻まれた。その後もG大阪自慢のパスワークを分断し、ミドルパスを多用して効果的なカウンターを繰り出したが……。ラストプレーの精度を欠き、最後まで1点が遠かった。
ディフェンス陣が虎の子の1点を守り抜き、開幕戦勝利を飾ったG大阪。實好監督は「みんな動きが硬かったんですが、なんとか助け合いながら掴んだ勝利。ガンバらしいアグレッシブなスタイルを貫いてタイトルを奪取したい」と語った。
【プレミアリーグWEST/第1節】
4/8 10:30 C大阪U-18 4-4 大津①
4/8 13:00 神戸U-18 1-0 米子北①
4/8 15:30 G大阪ユース 1-0 福岡U-18②
4/9 10:00 神戸弘陵 vs 東福岡②
4/9 12:30 阪南大高 vs 広島ユース②
※会場は①=キンチョウスタジアム、②=ヤンマースタジアム長居