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「個人スタッツ」で読み解くタイ戦。久保と清武は効率の良さ、原口と酒井高は苦境が浮き彫りに…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年03月29日

ビルドアップが機能しなかったことはデータにも如実に。

酒井宏はチーム最多のタックル4回を記録。しっかり敵を抑え込んだとはいえ、右サイドを崩されていたのは事実で、今後に向けた課題となった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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【パス本数】
吉田麻也:81本
森重真人:75本
酒井高徳:61本
山口  蛍:52本
長友佑都:41本
酒井宏樹:36本
香川真司:34本
久保裕也:28本
岡崎慎司:27本
原口元気:18本
本田圭佑:14本
清武弘嗣:14本
宇佐美貴史:3本
 
 
【パス成功率】
原口元気:88.9%
酒井高徳:85.2%
森重真人:84%
香川真司:82.4%
吉田麻也:81.5%
長友佑都:80.5%
山口  蛍:78.8%
酒井宏樹:72.2%
清武弘嗣:71.4%
岡崎慎司:66.7%
本田圭佑:64.3%
久保裕也:60.7%
宇佐美貴史:33.3%
 
 ボールタッチ数と同じくパス本数のTOP6はDF&ボランチ。ただ、敵のプレシャーがそこまで強くなかったにもかかわらず、酒井高を除く5人は成功率が85%を切っており、酒井高にしても前方よりも横や後方など安全なパス多かったゆえのハイアベレージだ。香川や原口で良い形でボールを貰う場面が少なかったのは、何よりも後方からのビルドアップが機能しなかったゆえで、そんな試合展開はこのパス・スタッツからも読み解ける。
 
 
【タックル本数】
4本:酒井宏樹
3本:香川真司、山口 蛍
1本:原口元気、久保裕也、酒井高徳、長友佑都、本田圭佑
 
 DFがタックルをするのは、危険なシーンを作られている証。CBの吉田と森重がゼロな一方、酒井宏が4回のタックルを強いられたのは右サイドを深くまで崩されたゆえだろう。酒井宏が敵にしっかり対応し、破綻こそしなかったが、危険な場面が少なくなかったのは事実だ。
 
 
【川島永嗣】
セーブ本数:6本
被枠内シュート本数:6本
セーブ率:100%
 
 川島は枠内シュートの6本をすべてセーブ。とりわけ混戦の中でシュートを防いだ前半戦終了間際、PKを見事な読みと反応で防いだ86分の2つは、チームを救う文字通りのビッグセーブだった。所属するメスでリザーブチームに甘んじ、招集には不安の声も挙がっていた34歳のベテランだが、3月の2試合では無失点と日本の守護神として絶大な存在感を放っていた。
 
【日本代表PHOTO】タイ戦の美女サポーターたち♥
 
【日本代表PHOTO】タイ相手に4得点で快勝!久保2戦連発、川島がPKストップ!
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