実力を再び見せる大チャンスを、本田は棒に振ってしまったが…。
しかし実際は、怪我(練習中の打撲と言われている)ということがその後に判明。深刻なものではないが、招集メンバーから外す程度のものではあったようだ。
怪我をしたのは分かった。でも、「どうせ元気だったとしても、ユベントス戦のようなビッグマッチで、本田が使われるはずはないじゃないか」と、みなさんはそう思うかもしれない。
確かに何も起こらなければその通りだったろう。しかし試合の数時間前、本田から右ウイングの定位置を奪い、そのまま崩しの切り札に定着したスソの状態が、思った以上に悪化していたこが発覚。前節のキエーボ戦で痛めた左足の太ももに、筋肉に損傷があることが判明したのだ。こうしてスソは、ベンチ入りしたもののユベントス戦を欠場した。
もちろん、仮に本田が元気だったとしても、スソの代わりにユベントス戦でスタメンだったと言うつもりはない。そんなことはありえなかっただろう。その意見には私も異議は唱えるつもりはない。
しかし、実際の試合の流れを思い出してほしい。1-1の同点だった50分、今度は1ゴールを挙げていたエースのバッカが負傷し、モンテッラはベンチに下げざるをえなかった。
バッカの抜けた場所にモンテッラはもう一人のCFであるジャンルカ・ラパドゥーラを送り込むのではなく、それまでサイドアタッカーだったルーカス・オカンポスを移した。
つまり、サイドの場所が一つ空いたことになる。まさに本田のポジションだ。敵地でのユベントス戦となれば、ミランの戦い方は自ずと守備的なものとなる。自分を犠牲にし、オフ・ザ・ボールのシーンで連続して集中力を切らさずに守ることが求められる。まさに本田がミランに来て以来、担ってきたプレーだ。
しかし、本田を欠いていたためモンテッラは、オカンポスが担っていた右サイドにまずインサイドハーフからマリオ・パシャリッチを回した。しかし、これが失敗し、70分には同じく本来インサイドハーフのアンドレ・ポーリを入れた。
つまりシーズン後半戦の大一番で、ほぼ後半まるまるプレーできる、そして実力を再び見せチームを助ける大チャンスを、本田は棒に振ってしまったのである。
怪我をしたのは分かった。でも、「どうせ元気だったとしても、ユベントス戦のようなビッグマッチで、本田が使われるはずはないじゃないか」と、みなさんはそう思うかもしれない。
確かに何も起こらなければその通りだったろう。しかし試合の数時間前、本田から右ウイングの定位置を奪い、そのまま崩しの切り札に定着したスソの状態が、思った以上に悪化していたこが発覚。前節のキエーボ戦で痛めた左足の太ももに、筋肉に損傷があることが判明したのだ。こうしてスソは、ベンチ入りしたもののユベントス戦を欠場した。
もちろん、仮に本田が元気だったとしても、スソの代わりにユベントス戦でスタメンだったと言うつもりはない。そんなことはありえなかっただろう。その意見には私も異議は唱えるつもりはない。
しかし、実際の試合の流れを思い出してほしい。1-1の同点だった50分、今度は1ゴールを挙げていたエースのバッカが負傷し、モンテッラはベンチに下げざるをえなかった。
バッカの抜けた場所にモンテッラはもう一人のCFであるジャンルカ・ラパドゥーラを送り込むのではなく、それまでサイドアタッカーだったルーカス・オカンポスを移した。
つまり、サイドの場所が一つ空いたことになる。まさに本田のポジションだ。敵地でのユベントス戦となれば、ミランの戦い方は自ずと守備的なものとなる。自分を犠牲にし、オフ・ザ・ボールのシーンで連続して集中力を切らさずに守ることが求められる。まさに本田がミランに来て以来、担ってきたプレーだ。
しかし、本田を欠いていたためモンテッラは、オカンポスが担っていた右サイドにまずインサイドハーフからマリオ・パシャリッチを回した。しかし、これが失敗し、70分には同じく本来インサイドハーフのアンドレ・ポーリを入れた。
つまりシーズン後半戦の大一番で、ほぼ後半まるまるプレーできる、そして実力を再び見せチームを助ける大チャンスを、本田は棒に振ってしまったのである。