入団から1か月半で7戦5発の大暴れ。
先の冬の移籍市場でヘントに加入した久保は、わずか7試合で5ゴールを記録した。チーム内得点ランキングでは、久保はジェレミー・ペルベ(23試合・10ゴール)、カリファ・クリバリー(24試合・6ゴール)に次ぎ3位タイである。しかし、久保のゴールの価値は、数字以上に大きい。
26節の相手、オイペンはヘントからするとかなり格下のチーム。それゆえ、ぜひとも勝点3が欲しいゲームだったが、0対1で敗れてしまった。この時点でヘントは8位。試合後、ハイン・ファン・ハーゼブルック監督は「うちがプレーオフ1に進出するためには、レギュラーシーズンの残り4試合で3勝1分けのペースが必要」と語っていた。
続く27節で、ヘントはスタンダールと1対1で引き分けたため、残り3試合を全勝しなければならなくなった。ここから久保は、ムスクロン戦(3対1)、べフェレン戦(2対1)、メヘレン戦と3試合連続ゴールを決めて、チームを3連勝に導いたのだ。久保とヘントの見事なラストスパートだった。
プレーオフ1進出というミッションを達成したヘントのファン・ハーゼンブルック監督はメヘレン戦直後、「スタンダールと引き分けてしまって、残り3試合全部、勝たなければいけなくなった。うちのチームは多くの主力選手が去り、そして多くの新しい選手がやってきた。そんな新しく加わった選手たちが重要な役割を果たしくれて、今日の試合も“違い”を作ってくれた。脱帽するしかない」と語った。
ファン・ハーゼンブルック監督が言う“新しい選手”とは新守護神のロブレ・カリニッチ、右ウイングのサミュエル・カルー、そしてシャドーストライカーの久保の3人だ。彼らの力がなければ、ヘントの今回のミッションは失敗に終わっていただろう。
名門として知られるクラブ・ブルージュ、アンデルレヒトに、ズルテ・ワレヘム、ヘント、オーステンデ、シャルルロワを加えた6チームによるホーム・アンド・アウェーの短期決戦。試合のインテンシティーは非常に高く、心身ともにタフなゲームが続く。
「ラスト3試合、勝てたのは良かったですけれども、最低限の仕事をしたかなという感じですね。チームの目標として“プレーオフ1”は絶対だったので、ここからかなという感じです」
ヘントの新たなエースとして、久保はベルギー・リーグ最高峰の戦いに挑む。
取材・文:中田徹
26節の相手、オイペンはヘントからするとかなり格下のチーム。それゆえ、ぜひとも勝点3が欲しいゲームだったが、0対1で敗れてしまった。この時点でヘントは8位。試合後、ハイン・ファン・ハーゼブルック監督は「うちがプレーオフ1に進出するためには、レギュラーシーズンの残り4試合で3勝1分けのペースが必要」と語っていた。
続く27節で、ヘントはスタンダールと1対1で引き分けたため、残り3試合を全勝しなければならなくなった。ここから久保は、ムスクロン戦(3対1)、べフェレン戦(2対1)、メヘレン戦と3試合連続ゴールを決めて、チームを3連勝に導いたのだ。久保とヘントの見事なラストスパートだった。
プレーオフ1進出というミッションを達成したヘントのファン・ハーゼンブルック監督はメヘレン戦直後、「スタンダールと引き分けてしまって、残り3試合全部、勝たなければいけなくなった。うちのチームは多くの主力選手が去り、そして多くの新しい選手がやってきた。そんな新しく加わった選手たちが重要な役割を果たしくれて、今日の試合も“違い”を作ってくれた。脱帽するしかない」と語った。
ファン・ハーゼンブルック監督が言う“新しい選手”とは新守護神のロブレ・カリニッチ、右ウイングのサミュエル・カルー、そしてシャドーストライカーの久保の3人だ。彼らの力がなければ、ヘントの今回のミッションは失敗に終わっていただろう。
名門として知られるクラブ・ブルージュ、アンデルレヒトに、ズルテ・ワレヘム、ヘント、オーステンデ、シャルルロワを加えた6チームによるホーム・アンド・アウェーの短期決戦。試合のインテンシティーは非常に高く、心身ともにタフなゲームが続く。
「ラスト3試合、勝てたのは良かったですけれども、最低限の仕事をしたかなという感じですね。チームの目標として“プレーオフ1”は絶対だったので、ここからかなという感じです」
ヘントの新たなエースとして、久保はベルギー・リーグ最高峰の戦いに挑む。
取材・文:中田徹