【ユーベ対ミラン|採点&寸評】MOMは決勝弾のディバラ! ドンナルンマも大奮闘したが…

カテゴリ:メガクラブ

片野道郎

2017年03月11日

ディバラは圧力をものともしないパーソソナリティーに脱帽。

97分のラストプレーというプレッシャーのかかるPKだったが、ディバラはしっかり決めきった。写真:Alberto LINGRIA

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[MF]
6 サミ・ケディラ 6
持ち前のダイナミズムを活かして攻守両局面でボールに絡み常に存在感を発揮した。85分、被カウンターのピンチには、冷静な読みでソサのラストパスをカットする殊勲。
 
5 ミラレム・ピャニッチ 6
下がり目の位置からビルドアップを担いつつ、ディバラと入れ替わって2ライン(DFとMF)間に進出し、チャンスメークにも絡む。守備でも的確な読みで攻守のバランスを担保。
 
23 ダニエウ・アウベス 6.5
純粋なウイングとしてしばしば2ライン間に入り込んでプレー。ディバラとのワンツーからベナティアの先制ゴールを引き出したアシストは珠玉。60分以降はペースダウンしてやや存在感が薄れる。
 
★MON OF THE MATCH
21 パウロ・ディバラ 7
2列目を動き回ってマークを外し、縦パスを引き出して多くのチャンスを作り出す。センターライトに流れてD・アウベスと絡み、ロマニョーリを振り回した。97分、重圧の中で冷静にPKを決めたパーソナリティーには脱帽だ。
 
20 マルコ・ピアツァ 5.5(89分OUT)
サパタとのフィジカルバトルに苦しみながらも、フリーで前を向けば1対1突破から危険な場面を作り出す。しかし、肝心なシュートで致命的に精度を欠き、後半3度の決定機を無駄に。ゴール前の冷静さは大きな課題だろう。
 
[FW]
9 ゴンサロ・イグアイン 6
プレスに奔走しつつ、前線で辛抱強くボールを待つ。プレー機会の少なさからかボールに絡んだ時のプレー選択に強引さが目立った。アディショナルタイムに2度の絶対的決定機(93分、95分)を得るも決めきれず。
 
[交代出場]
26 シュテファン・リヒトシュタイナー 6(46分IN)
バルザーリにはない縦の推進力で積極的にオーバーラップ。攻撃に幅と奥行きを作り出す。
 
24 ダニエレ・ルガーニ -(78分IN)
軽い故障のベナティアに代わり左CBに入る。85分のカウンター対応ではタイミングのいい出足でオカンポスをブロック。
 
34 モイセ・ケアン -(89分IN)
左ウイングに入り、セリエA2試合目を経験。
 
※MON OF THE MATCH=この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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