L・シルバも後半はミスパスを連発。
0-1で敗れたFC東京戦で判断するかぎり、鹿島の敗因のひとつは新戦力と既存戦力のコンビネーションの悪さにあった。前半は守備面で輝いていたL・シルバも後半はミスパスを連発。カウンターになりそうな局面でより正確なパスを味方に出していれば、優位に試合を進められたに違いない。
FWのP・ジュニオールにしても、エリア付近でのワンツーやコンビネーションが合わず、自滅するようなシーンが幾度か見受けられた。
もっとも、彼らのプレーの精度を狂わせたのはFC東京の挑発的な守備だったかもしれない。厳しいタックルを受け続けたL・シルバは何度か怒りを露わにし、審判に抗議していた。L・シルバの心を乱したという点でも、FC東京のディフェンスは効いていた。
試合内容からすればスコアレスドローが妥当な結果だった。それでも、このゲームに懸ける意気込みはもしかするとFC東京のほうが上だったかもしれない。左SBの太田は言う。
「シーズン全体を見渡すより、まずは鹿島戦。ここだけに集中してきた」
34分の1ではなく、目の前の1試合に集中する。そうした割り切りがアグレッシブなプレーにつながっていたのかもしれない。
FWのP・ジュニオールにしても、エリア付近でのワンツーやコンビネーションが合わず、自滅するようなシーンが幾度か見受けられた。
もっとも、彼らのプレーの精度を狂わせたのはFC東京の挑発的な守備だったかもしれない。厳しいタックルを受け続けたL・シルバは何度か怒りを露わにし、審判に抗議していた。L・シルバの心を乱したという点でも、FC東京のディフェンスは効いていた。
試合内容からすればスコアレスドローが妥当な結果だった。それでも、このゲームに懸ける意気込みはもしかするとFC東京のほうが上だったかもしれない。左SBの太田は言う。
「シーズン全体を見渡すより、まずは鹿島戦。ここだけに集中してきた」
34分の1ではなく、目の前の1試合に集中する。そうした割り切りがアグレッシブなプレーにつながっていたのかもしれない。