横浜FCとの提携に続き、バルセロナとも契約締結
ビームスやJUNグループとのコラボや、ロフト、東急ハンズでの販売など、既成概念にとらわれないアプローチで業務展開を続け、サッカーに興味のない一般の人びとの間で認知度を高めていった。
創業当初はギア系が2割で、カジュアル系が8割だったという。後者で実績を積んでから前者を伸ばそうと考えていた矢先、横浜FCとのサプライヤー契約が決まった。
「サッカーで繋がった方々とのフットサルで、偶然横浜FCの方がいらしたんです。試合中ですよ。『来年やりません?』って言われて、『あ、いいですよ』と。そんな感じでしたね。最後はカズ(三浦知良)さんの『いいじゃん、ジャンキー!!』の一言で決まりました(笑)」
ほかにも、現在はサイパン代表チームにもユニホームを提供している。海外に手を伸ばした背景には、「日本のサッカー文化を洋服を通じて伝えたい」との想いが、根底にあったという。
「あいかわらず海外での日本のイメージって、みんなメガネをかけてるとか中国や韓国のとまざってたりとか、残念ながら浸透していないんです。じゃあどういう風にしたら伝えやすいかを考えたら、世界中で愛されているカルチャー、サッカーを交えればいいじゃないかと。そして、相撲や歌舞伎、忍者、侍などをモチーフにしながら、エド・フットボールを作りました」
さらに、イラストレーターのジェリーさんとの長きに渡るコラボが、意外なクラブの目に留まる。独特なタッチで描かれたメッシやイニエスタ、ピケらの似顔絵とグッズに感銘を受けたルセロナの関係者から、業務提携の正式オファーを受けたのだ。
「もうびっくりですよ。日本人ってちゃんとバルセロナのことを知っているんだと、初めて気づいたらしいんです。だったら一緒にやろうと言ってもらえたのがきっかけで、あとはとんとん拍子に話が進みました。バルセロナだけでなく、マンチェスター・シティ、リバプール、ユベントスともオフィシャル契約が決まっています」
日本国内のアパレルブランドが、このような形で欧州メガクラブとオフィシャルグッズ契約を結ぶのは、きわめて稀なケースだ。ついに世界進出への大きな足掛かりを掴んだ青木氏だが、謙虚なスタンスを崩さない。バルセロナ側から当地でのグッズ販売を打診されても、「いずれはと思ってますが、まだまだ。こっちで実績を作ってからやらせてくださいと返事しました」と、しっかり足元を見つめている。
創業当初はギア系が2割で、カジュアル系が8割だったという。後者で実績を積んでから前者を伸ばそうと考えていた矢先、横浜FCとのサプライヤー契約が決まった。
「サッカーで繋がった方々とのフットサルで、偶然横浜FCの方がいらしたんです。試合中ですよ。『来年やりません?』って言われて、『あ、いいですよ』と。そんな感じでしたね。最後はカズ(三浦知良)さんの『いいじゃん、ジャンキー!!』の一言で決まりました(笑)」
ほかにも、現在はサイパン代表チームにもユニホームを提供している。海外に手を伸ばした背景には、「日本のサッカー文化を洋服を通じて伝えたい」との想いが、根底にあったという。
「あいかわらず海外での日本のイメージって、みんなメガネをかけてるとか中国や韓国のとまざってたりとか、残念ながら浸透していないんです。じゃあどういう風にしたら伝えやすいかを考えたら、世界中で愛されているカルチャー、サッカーを交えればいいじゃないかと。そして、相撲や歌舞伎、忍者、侍などをモチーフにしながら、エド・フットボールを作りました」
さらに、イラストレーターのジェリーさんとの長きに渡るコラボが、意外なクラブの目に留まる。独特なタッチで描かれたメッシやイニエスタ、ピケらの似顔絵とグッズに感銘を受けたルセロナの関係者から、業務提携の正式オファーを受けたのだ。
「もうびっくりですよ。日本人ってちゃんとバルセロナのことを知っているんだと、初めて気づいたらしいんです。だったら一緒にやろうと言ってもらえたのがきっかけで、あとはとんとん拍子に話が進みました。バルセロナだけでなく、マンチェスター・シティ、リバプール、ユベントスともオフィシャル契約が決まっています」
日本国内のアパレルブランドが、このような形で欧州メガクラブとオフィシャルグッズ契約を結ぶのは、きわめて稀なケースだ。ついに世界進出への大きな足掛かりを掴んだ青木氏だが、謙虚なスタンスを崩さない。バルセロナ側から当地でのグッズ販売を打診されても、「いずれはと思ってますが、まだまだ。こっちで実績を作ってからやらせてくださいと返事しました」と、しっかり足元を見つめている。