トッテナムの得点源ケインの「ストライカー論」とは?

カテゴリ:ワールド

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2017年02月07日

「ストライカーはゴールに責任を持っている」

今シーズンはここまで公式戦通算でチーム最多の16ゴール。ケインはトッテナムの前線を力強く牽引する。(C)Getty Images

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――ストライカーというポジションは特別だと思いますか?
 
ケイン:試合に勝つために、僕らはゴールが期待される。でも、みんなが勝利を目指してチームのために戦っているからね、特別だとは思わないよ。ディフェンダーは守備、ストライカーはゴールに責任を持っているって違いだけだと思うな。
 
――ストライカーとして自信を持っているところは?
 
ケイン:まず自分に自信を持っていること。それと、ボールキープ、アシストもできる。でも、僕はやっぱりストライカーだからね、ゴールを奪うことが一番かな。
 
――どんなストライカーになりたいですか? 自分の理想像は?
 
ケイン:もっともっと凄いストライカーになるために、毎日トレーニングを積んでいるよ。キックもヘディングもクロスもね。すべてのクオリティーを上げて、ずっと成長を続けたいと思っている。
 
――崩しからフィニッシュまで幅広く絡めるあなたのプレースタイルは、かつてトッテナムのエースだったディミタール・ベルバトフ(現在は無所属)に通じるものがあります。子供の頃に憧れていましたか?
 
ケイン:うん、子供の頃によく見ていた。素晴らしい選手だったよね。テクニックがすごくて、ゴールが奪えて、アシストもできるファンタスティックなストライカーだった。
 
――ウェイン・ルーニーはどうでしょうか?
 
ケイン:イングランド代表で一緒にプレーしてきて、ゴールを決める場面も見てきた。素晴らしいストライカーだと思う。
 
――新スパイク『ハイパーヴェノム3』の感想は?
 
ケイン:フライニットが使われているから、すごく足にフィットするね。軽くなったし、トラクションも良くなった。その強みを活かして相手ディフェンダーをかわして、多くのゴールを決めたいね。得点王を狙うよ。
 
――子供の頃はどんなトレーニングを積んでいましたか?
 
ケイン:やっぱりストライカーだから、フィニッシュを重点的に磨いていた。右足でも、左足でも、ヘディングでも決められるように。点取り屋に必要なことはすべてやった。PKの練習もね。
 
――あなたのようなストライカーを目指す日本のサッカー少年にメッセージをお願いします。
 
ケイン:何よりも大事なのは、毎日のトレーニングを欠かさないこと。それと自分を信じて、努力を続けること。そうすればおのずと良い選手になれると思うよ。
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
協力:ナイキ
 
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