――ヴェンゲルから日本時代のことについて話は聞いたりしますか？
 
「いまだに日本時代の話をしているよ。監督とボロ（プリモラツ／コーチ）が、いつも素晴らしかったって言っている。彼らにとっては最高の経験だったようだね」
 
――日本について知っていることは？
 
「チェコ代表の一員としてキリンカップで日本にいったし（2011年６月）、横浜で開催されたクラブワールドカップ（2012年12月）でもプレーする機会もあった。幸運にも日本に訪れる機会が数回あったね。日本のみなさんがサッカーをどれだけ好きかも知っているし、チェコ代表、そしてチェルシーで日本を訪れた際には日本のサッカーファンの情熱を感じたよ」
 
――日本人選手について知っていることは？
 
「代表では数回戦っているし、本田圭佑がヨーロッパに来てほかの選手がこっちのリーグでプレーしやすくなったのも知っている。ほかにも日本人選手が増えて、例えば香川真司もヨーロッパで成功している。彼らのおかげで、門戸が開いたのは確かだよね。将来的にはもっと日本人選手が増えると思う。アーセナルも日本人選手を獲得したし、彼らも成長してチームで成功してくれることを願っている」
 
――アーセナルが昨夏に獲得した浅野拓磨は、いまシュツットガルトにレンタルされています。彼についてなにか知識は？
 
「すぐにレンタルで出されちゃったから、正直言って何も知らないんだ。でも重要なのは、彼がしっかりトレーニングを続けて、ヨーロッパで試合の経験を積むことだ。いつかアーセナルに戻ってきた時には、チーム内の競争力を高めてくれることを願っているよ」
 
取材：松澤浩三
協力：プーマジャパン
 
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