■久保裕也
・23歳／FW／日本代表
・ヤング・ボーイズ→ヘント（完全移籍）
・移籍金：350万ユーロ（約４億2000万円）　
　クラブ史上最高額の推定350万ユーロでスイスからベルギーへ。クラブの公式サイトで「若いながらもヨーロッパで多くの経験を持っている」と紹介されるなど、昨年11月から膝の怪我で戦線を離脱していたが大きな期待を背負っている。本人はツイッターで「ベルギーのヘントというチームに移籍が決まりました！３年半お世話になったスイスには本当に感謝しています！これからベルギーで成長できるように頑張っていきます」と意気込みを綴っている。
 
■セルヒオ・アラウホ
・24歳／FW／アルゼンチン国籍
・ラス・パルマス→AEKアテネ（半年レンタル）　
　ボカで育成され、19歳でバルセロナBに引き抜かれた経歴を持ち、セルヒオ・アグエロやロマーリオにも喩えられるゴールハンター。しかし、夜遊び癖など素行に問題を抱え、今シーズンも結果がでないうえに怪我が重なるなど散々な出来に。AEKアテネにレンタル放出された。なお、これでラス・パルマスのEU圏外枠に空きができ、その枠を使って鹿島アントラーズのMF柴崎岳を獲得する可能性が取沙汰されている。
 
 ■ダニエレ・カリジューリ
・29歳／MF／イタリア代表
・ヴォルフスブルク→シャルケ（完全移籍）
・移籍金：250万ユーロ（約３億円）
　縦の突破とカットインで敵守備陣に風穴を空けるサイドアタッカー。今シーズンもレギュラーとして活躍してきたが、ドラクスラーを放出する一方、ユネス・マッリ（マインツから）、ポール＝ジョルジュ・ヌテップ（レンヌから）、ヴィクター・オシメーン（ウルティマ―ト・ストライカーズ）と攻撃陣を再編するヴォルフスブルクに別れを告げ、シャルケに新天地を求めた。怪我からの完全復活を目指す内田篤人にとっては、右WBでライバルとなりうる存在だ。
 
【2017年欧州冬のメルカート】新天地を求めた主な選手まとめ